「倦怠期」を、ものすごいスケール感で乗り切る方法。
月曜日から
こんなこと言うのもアレですが、
「倦怠期」ってありますよね。
これ、べつに恋人同士の話に限らなくて。生活していると、どうしたって「なんか飽きたな〜」「退屈だな〜」っていうこと、あると思うんです。
それって、簡単にいうと「いろんなことを、知り尽くしてしまったな」っていう気持ちがそうさせるのかなって思っていて。くりかえされる毎日や、その中にいる代わり映えのない自分、長い時間を一緒に過ごしている友達や、恋人に対して。
そんなとき、聴いてほしい曲があります。
この世に限りはあるの?
もしも果てが見えたなら
如何やって笑おうか愉しもうか
もうやり尽くしたね
じゃあ何度だって忘れよう
そしてまた新しく出逢えれば素晴らしい
然様なら(さようなら)
初めまして
『この世の限り』(作詞作曲:椎名林檎) より
馴染んできた生活、馴れ合いの関係の中で、「新しく出逢う」ようにだれかを、そして自分を見つめることができたら。「知り尽くす」なんてこと、本当はきっと、できないはずだから。
どうにも退屈な日々がつづくなら、まだそれを知らなかった頃の自分に戻ってみるのもいいかもしれません。何度も「出逢い直して、ときめき直す」ことって、物理的にはもちろんできないんだけれど。
それでも、できると思うんです。日々に対しても、だれかに対しても。
さようなら、はじめまして。
And take this point of view
Nothing is old, and nothing is new
When you look at me and say
Nice to meet you, would you mind if I stay?
あなたはわたしを見て言うでしょう
「きみのこと、忘れてしまいました」
でもすこしだけ
世界の見方を変えてみて
古いものも新しいものもない
なにも変わらない世界のなかで
あなたはわたしを見て言うでしょう
「はじめまして、ここにいてもいいですか?」
『この世の限り』(作詞作曲:椎名林檎) より