わたしたち、「心の」成長期。

 

「女の子」は弱くって壊れやすい。けれど、ゆるぎない。

これは、北京で活動する LUO YANG が、「GIRLS」と題した自身の写真作品でつたえていること。希望や不安が絶えずあふれつづけ、摩擦がくりかえされる現実のなかで、内面の激動期に直面している女の子たちをとらえている。いわば、「成長期」にいる女の子たちである。

 

 

「彼女たちはいつも、自分ではどうしようもできないこと、ものすごいスピードで流れる時間のなかにいます。でもいつか、自分自身を確立させ、最後にはやさしい気持ちに包まれていくと思っています。

 

わたしは、この世界のどこかで生きがいを見つけられずにいる女の子に、この写真にあるさまざまな女の子の人生の断片を、見つけてほしいと思っています」(LUO YANG)

 

 

「とっても壊れやすい」のは、同時に「変わりつづけることができる」ということ。それだけはゆるぎなくて強く、変わらない事実だと信じてる。

いつか「こんなところまでこれた!」っていうところに辿り着くまで、変わっていくことを恐れずにいたい。だからこそ、変わりつづけていくさなかにいる、自分の、だれかの、表情や視線、えらんだ洋服、髪の毛の色、身体のかたち。それらを、その人をつくる欠片として尊く思える自分でいたいな。

 

Licensed material used with permission byLUO YANG
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。