ヌードだけど、「ヌードじゃない」。
そうなんです。
何言ってんだ?って感じですね。これ、「人間が限りなく自然に近づいた姿」というのが正しいかも。セクシーとか、エロいとか、そういう感じしないでしょ?
この世でもっとも美しいのは
現実と幻想、自然と人工。その境界線を消しさる手段のひとつとして、synchrodogsが選んだのが、この作品をつくること。
直感、潜在意識、自然現象、科学、どんなものをつかっても「説明することができない」ものの本質に、人間の身体をとおして向き合います。
雨上がりの川の水面のキラキラ、雪面に反射する光、川にしな垂れる枝、指のすきまをすり抜けていくやわらかい砂。美しい自然には、人間が人間でいる限り勝てっこないって、わかっている上でのこと。
人間は、どこまで「超自然」に近づいていけるんだろう?
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