彼女たちの痛々しい傷は、「強烈な過去」の証。あなたはどう思う?

生きているうちに、やむを得ず身体に傷を負ってしまうことがあります。過去の記憶は痛みと共に蘇り、傷跡はそれを忘れさせないとでも言うように、消えることはないのです。けれど、勇気を持って、それを公開する女性たちが。

Sophie Mayanneさんのフォトシリーズ「BEHIND THE SCARS」の被写体となった女性たちは、自らの過去を語り、傷を見せ、強い瞳をカメラに向けているのです。

Isabella

私は15歳の夏に、自宅の火事に巻き込まれました。これまで生活してきた部屋が燃えさかり、私の服にまで火がうつって、自分の身体が燃えていくのを見ることに。

 

病院で過ごすうちに、私の傷跡や、傷跡をつくりあげた身体の組織は、どんどん変わっていきました。醜く変化したのではなく、より美しく。と、私は思っています。

Ashleigh

私はもともとあまりに感受性が強く、8歳の頃からずっと生きづらさに苦しんでいました。自分の腕に傷をつけることは、自分で自分の感情に対処するためのひとつの方法だったのです。

 

私は夏でも長袖を着ていました。腕の傷は、私の一番の秘密。

 

この傷跡を自分の一部として受け入れることは、私にとって重要なステップとなるでしょう。むしろ今では、傷跡を隠すことこそが、罪の意識を持ち続けることと、思っているからです。

 

Miriam

私は9歳のとき、転倒して腕にひどい怪我を負いました。せっかくの休みに病院に通うのは苦痛でしたが、病院で他の子どもと仲良くなり、ペンフレンドもできたのです。もう、それは遠い昔のことだと思えるように。

 

いつも誰かに言われるまで、私は自分の腕に傷があることを忘れているのだから。

 

Cari

これは私が脊柱側弯症を治療したときに残った傷跡。私は、2013年9月15日に脊柱側弯症の手術で、38cmの金属の棒と12本のネジを背中に入れたのです。

 

身体が健康であることが、心の健康にも繋がるということを、はっきりと認識させてくれた出来事でした。

 

Louisa

私の傷跡は、10年前にあった交通事故によるものです。私が負った怪我は、左足と両腕、肋骨、顎の骨折、両脛骨と右大腿骨、左股関節の脱臼。そのとき、半年にわたり、ベッドの上で過ごしていました。

 

交通事故の詳しい状況は、私の記憶から抜け落ちています。だからこの傷跡は、私にあの日に何が起きたのか教えてくれる。唯一のものなんです。

Cynthia

その日、私はいつものように化学実験を行っていたのです。2005年の11月18日のこと。炎が私に燃えうつり、気がついたら病院に運ばれて、ひどい火傷を負っていました。

 

足の裏からの皮膚の移植で火傷を覆い、そのあとも傷跡を消すための美容手術を何度も受けました。そして今ようやく、自分の肌を美しいと感じられるようになったのです。

Tave

私が愛していたスポーツを続けるには、肩の手術を受けるしかありませんでした。それまでは、プレイするたびに肩に痛みが走り、好きだったのに嫌いになりかけていたんです。この傷跡は思い出のようなもの。

 

私はもう痛みを抱える必要はないのだと、この傷が教えてくれているのです。

 

さまざまな過去と事情を抱え、まるで何かの“証”のように傷跡を身体に刻み込まれた女性たち。それを撮影してきたSophie Mayanneさんは、このシリーズについて、このようにコメントしています。

私が最初にこのシリーズを始めたとき、誰か一人の心に響けば成功だと思っていました。

 

でも、プロジェクトが大きくなるにつれ、もっと多くの人に彼女たちの「強さ」が届き、プラスの効果をもたらすことを期待するようになったのです。

自分の生きてきた記憶を思い返す、ひとつのきっかけになるようなフォトシリーズ。

 

あなたは、彼女たちの姿を見て、何を思いましたか?

Licensed material used with permission by Sophie Mayanne for Behind The Scars, (Instagram)
「NUDE/ヌード」と聞いて、いちばん最初に連想する言葉はなんですか?
あなたはこの乳房をみて、どう思いますか?
数千のヌード絵をデータとして取り込んだAIが描いた作品が、Twitter上でちょっとした話題になっている。「次世代のアートが生まれたかもしれない」って。
主に若い女性に多い『自傷行為』。なぜ自分自身を傷つけるのか?どんなきっかけなのか?いろんな疑問を持つ人が多くいると思います。アメリカの動画メディア「Cut...
『ナチョサウルス』と名付けられた、ナチョス専用の入れ物。背中部分にある隙間にスナックを入れると、写真のとおり恐竜の完成!ディップやケチャップ、マヨネーズな...
編集部の女性にも人気が高かった「SKANDINAVISK(スカンジナビスク)」のハンドクリームの紹介です。
砂漠とヌード女性。かっこいいコラージュ作品なんだけれど。よく見ていると、ほのかな「違和感」に包まれる。でもそれすらも結局は「かっこいい」と思ってしまいます。
アメリカ・ミシガン州立の高校、North Farmington High Schoolでは、自分の好きなコスプレをして、学生証の写真撮影をするのが流行って...
Sabrina Boemが撮影した猫たちのほとんどは、はじめから飼い主を持たずに生まれてきた猫や人間に捨てられた悲しい過去をもつものばかりです。自分の家の...
ニューヨークの観光名所として、賑わっている「ハイライン」には、たくさんのアート作品が並んでいます。ただ、今回紹介するヌードは、その中でも多くの人の記憶に残...
パッチリ二重でバチバチまつ毛だったら、購入まで至っていなかったはずです。だって、カワイイだけだとすぐに飽きてしまうでしょう?
Ryan Kellyは、過去に自傷行為をした時の傷跡を隠したいという人のために、無償でタトゥーを彫っている。「Scars Behind Beauty」とい...
一方通行のようなものもあれば、相互的のようなものもある。それぞれの関係が今も続いているのかはわからない。
強烈な幻覚、幻聴とともに嘔吐や下痢を引き起こすが、身体や心に溜まった毒を排出でき、その人に必要な「ビジョン」を見せてくれる。アヤワスカは地球上でもっとも強...
「肌が白くて、ブロンドで、華奢なカラダ。結局、メディアで取り上げられるのは、こういう女性。でも、いわゆるデブと呼ばれる人たちだって、美しく輝いている。なの...
「Helios Touch」は、一つひとつは小さな六角形のライトですが、それらを組み合わせて、自分が好きなカタチにできるというのが特徴。要するに、モジュー...
傷を負ったときに、ウイルスの侵入を防ぐために使われる「絆創膏」。これまでは、傷が治るのを助けるためのサポート役でした。米ネブラスカ大学リンカーン校の研究者...
エチオピア・ナミビア・ケニア・インド・中国の部族を探し求めて旅をする写真家のTerri Gold。彼女は、現代に残った「ごくわずかな伝統」を目にしてきた。...
0歳から100歳まで、101人の女性たちが一糸纏わぬ姿で次々と登場する。彼女たちは、女優でもモデルでもない。全員が素人の女性たちだ。しかし、堂々としたスタ...
本書のテーマは「さらけ出すこと」だという。
美しいという言葉の概念は、一人ひとり異なるもの。そこで動画メディアの「Cut」は世界中の人々に、ストレートにこう投げかけました。あなたにとって「美しい」と...
「4尻フェチ」な私が、このヌード写真集を見つけたとき、思わず震えてしまったのです。だって、ムニュっとカタチが変わって、それでも“プリっと感”は保っている。...
11月15日、「コロラド州歳入局」が運転免許証デジタル化の試験導入についてリリースを発表しました。一部似たようなテストが行われていたアイオワ州や、アイダホ...
これは竹細工。竹から生まれた昆虫たちに、私は惚れてしまった。細やかで美しく、力強い。まるで生きているみたいだから。