「前世」でも、恋人だったのかもしれない。

 

「前世」とか「来世」とか、なんていうか「輪廻」とか。
なんか大げさだし、本当にあるのかもわからないし、すくなくとも「現世」にいる限りは、確かめようもないんだけれど。

ある夕暮れどき
女性が恋人に語りかけたのは、

 


われらかつて魚(うお)なりし頃かたらひし
藻の蔭に似るゆふぐれ来たる


水原紫苑

 

そういえば、私たちが魚だったあの頃、
ゆらゆら揺れる藻の蔭に憩いながら、語り合ったわねえ。
今日の夕暮れって、あの感じに似ているような気がするんだけど。

(現代語訳:俵万智)



生まれるまえから知っていたような、出会うまえから、出会っていたような。これは、そんな恋人に語りかける女性の気持ちを詠んだ短歌です。

けっして情熱的ではない言葉たちの中に、ふたりの日頃の会話や、囲む食卓、包みこむ温度までも伝わってくるような気がしませんか?

一生懸命に合わせずとも、なんだか波長が合っている。好きなものや性格が違っても、その人と一緒にいるだけで、ふと、はるか昔の自分に戻っていくような感覚になる。どこか「おなじ種類の人間」どうしの恋愛をしていると、こういう感覚になるのかもしれません。

 

『あなたと読む恋の歌百首』著:俵万智(文藝春秋)

満ち足りた幸せいっぱいの恋があれば、心が張り裂けそうな辛い恋もある。百人の歌人がうたった百首の恋の歌に俵万智流の解釈と鑑賞が添えられた、ユニークな短歌鑑賞かつ恋愛手引きの書。何度も読み返したくなる宝石箱のような一冊。

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