15日間、大好きな恋人と離れてみた。意外といいかもしれない…
「恋人にはずっと好きでいて欲しい」。そう思うのはとても自然なこと。でもその恋がどうすれば長続きするかは、悩ましい問題です。好きという気持ちだけでは乗り越えられない壁もあるし、好きだからこそ受け入れられないときもあります。
恋人との仲に違和感を覚えた時にやりがちなのが、忙しいと言い訳して話し合いを避けること。そういえば、メールや電話の折り返しが遅くなっている…と身に覚えがある人はいるのでは。特に同棲中だったり、半年どころか何年も付き合っている人は、もし離れたら相手が寂しいと感じるのでは、などという罪悪感のもと、その関係に向き合うことを避けがちです。
女性ライターThresa Moriartyさんが自身の経験を元に「Elite Daily」で紹介したのは、マンネリを迎えた恋人たちに贈る「あえて恋人と距離をおくべき理由」。彼女は、距離を置くことのメリットを紹介しています。自分の時間ができて勉強に身が入ったり、友人関係を見直せたり。そうすることで自分の気持ちが整理されて、復縁することもあれば、あえて別れを選ぶ場合もあると言います。
「いつか改善されるはず」とその時を待つのではなく、自ら行動してみましょう。離れることで見えてくる本当の「キモチ」って?
01.
お互いの心に
余裕ができる
あなたがもし「距離を置いたほうがいい」と感じたならば、相手を傷つけるかな?と心配するより、素直に口に出してみるといいでしょう。たとえ勢い余って言ってしまったとしても、そうあなたが思っていたことは事実。
まず必要なのが心の余裕です。彼にも考える余裕を与えて、本当にこの関係を続けるべきなのか、いま大切なものはなんなのか。じっくり考えてこそ深い関係を結ぶ価値がある。
02.
毎日がもっと
充実したものになる
誰かとつき合うことはエネルギーを消費します。時間もかかるしお金もかかる。その労力をすべて自分自身を磨くことに費やしたらどうなるだろう。一旦、距離を置いて自分の生活を充実させてみるのも悪くありません。趣味に励み、友達と遊び、仕事に打ち込めば、どんどん自分を高めることができるはず。
自立したひとりの人間として成長しなくては、お互いに深く理解しあうことなど夢のまた夢。理想の関係を築くのは、それからだって遅くはないのです。
03.
身の回りを
整理できる
彼の友人が、あなたとも気が合うとは限りません。無理に合わせなきゃ、なんて憂鬱になる必要はないんです。そういう「知り合いの知り合い」みたいな人は山ほどいるはず。
距離を置くのは、自分が本当に関係を続けたい人が誰なのか、よく考えるいい機会になります。迷わずYESと答えられないような人は、SNSでさえ関わることを止めたほうがいいかも。
04.
ありふれたデートも
特別なものになる
毎日毎日会っていれば、デートがマンネリになってしまうのも仕方がないこと。だんだんデートコースを考えるのも面倒になって、家や近場でゴロゴロ、なんていう人も多いのでは?
もちろんお互いが満足していればそれもいいけれど、思い切って会う回数を減らしてみるというのもひとつの手。デートの頻度が減れば、再会がスゴく楽しみになるし、特別に思えるようになります。プランを考えるのも楽しみになるはず。
05.
いつも自分自身で
いられるようになる
人に合わせるのは、思っている以上にストレスがかかるもの。デートから帰って来たらなんだか疲れた、次のデートが億劫に感じる、なんて経験はないでしょうか?誰かと一緒に何かをすることでしか得られない楽しみは、自分自身をしっかり確立してからのほうがより楽しめるはず。
ただ合わせるだけでなく、お互いに刺激的な意見を言い合えるほうが、ずっと生産的です。
06.
そのまま別れても
寄りを戻してもOK
距離を置くなんて言ってしまったら、もう永遠に戻れないのでは?という不安から、なかなか切り出せないという人も多いかもしれません。でもじつは、どっちに転んでも良い面があるんです。
仮にそのまま別れるようであれば、それはもともとずっと一緒にいられるような関係ではなかったということ。もし再び関係が戻るなら、以前よりも強い絆を育てることができるはず。
迷いや悩みで心がパンク寸前ならば、いっそ一旦別れてみるのも手かもしれません。思いきりは何より大切なこと。