相手のことがもっと好きになる、ケンカのルール
「人と人がわかり合う」のは簡単なことじゃありません。これまで歩んできた道が違うんだから、当たり前といえば当たり前です。
でも、大好きなパートナーのことはできる限り知りたいもの。そのひとつの方法は「ケンカ」にあるかもしれません。相手の理解できないポイント、もしくは相手に理解してもらえないポイントを解消するための行為だからです。
…といっても、ただ感情にまかせてあれこれ言うのはダメ。ケンカには「綺麗な戦い方」と「汚い戦い方」があります。「Your Tango」のライターJanet Page氏の記事をよ〜く読んで「正しいケンカ術」を学びましょう。
01.言いたいことは我慢しない!
ケンカのルールを決める
ケンカのルールを決める
たいていのカップルは、どちらかが片方より言語能力に優れています。どちらも同じくらい口下手、とかどちらも同じくらい口上手とかいったケースは稀でしょう。
たとえばあなたのほうが優れている場合、口論がはじまった途端にパートナーの戦意が喪失することがあります。問題は解決していないのに、会話をやめてしまいます。どうせ負けるし…と思うからです。
そういうのはイコールな関係とは言い難いので、お互いがイヤな気持ちにならないための、オリジナルルールを決めるといかもしれません。2人で共通認識を持っていれば、早めに解決できるはず。
02.タイムリミットを設ける
タイムリミットを設ける理由は、話し合うべきトピックに集中するためです。弁の立つ人であれば、今まで以上に早く物事の核をスムーズに捉え、結論を導き出すことができるでしょう。
ケンカはエネルギーを使うし、長引けば長引くほど本来の原因以外にも目を向けてしまうので気をつけて!
03. 過去を引っ張り出さない
過去を変えることはできません。ケンカの最中に「あの時、◯◯だった」を引っ張りだして、それについてグチグチ言うのはナシです。
イヤなことは、起こったときに話し合うべき。女性は溜めて溜めて溜めて爆発する傾向がありますが、男性としては「そんな前のことを今さら…」って感じです。
04. 聞く、聴く、訊く
パートナーと意見が異なっているときは、相手の話を集中して聞き、アイコンタクトをしっかり取り、話の内容が逸れないように注意しましょう。
途中で電話をとったり、メールを返したりするのはもってのほかです。「この人、私/僕のこと大切じゃないんだ」と相手が傷ついても仕方ありません。
05.相手の話をさえぎらない
相手が話しているときは言葉を発しない、相手がうまく話せるように「手助け」をしない、の2つもケンカの際に気を付けたいこと。
相手の言いたいことや考えていることをあなたの言葉に置き換えるのはケンカに必要ありません。相手の言葉を遮り、文章を完結させてあげるのはやめましょう。勝手に相手の気持ちを代弁しようとしないで!
06. 必殺技は一時休戦。
で、寝る!
で、寝る!
ケンカを翌日に持ち越すのはよくない、とはよく聞きますが、別にそんなに悪いことじゃないと思います。だって、夜にケンカが始まることもあるでしょう?というか、だいたい夜だと思います。1日の終わりで疲れてるし眠いしで、些細なことでもイライラしてしまうからです。
そういう時は、一旦休戦。寝る。翌朝起きれば、忘れていたり、「なんであんなに小さなことでケンカしてしまったんだろう」と思うはずです。
お互いを想う気持ちが強いからこそ言い争いをするカップルもいます。
そういうカップルほど感情的になり、本題からそれたムダな言い合いに発展しかねません。侮辱する言葉をつかえば、相手からの信頼を失います。ケンカをしているときは、その目的が「愛する相手との絆を深めること」だというのを念頭に置いて、慎重に言葉を選びましょう。