セレクトショップも登場!「ふんどし」の魅力

日本で古くから親しまれてきた、ふんどし。今ではすっかり西洋の下着にその人気の座を奪われ......と思いきや、近年、大手百貨店などで特設の販売ブースが設けられるなど、今、再びその存在に注目が集まっています。

異国文化の窓口として400年以上の歴史をもつ長崎から、日本伝統のふんどしの魅力を発信するお店にお邪魔しました。

人生を変えたふんどしとの出会い

© 2018 Akihiro Fujimoto

わずか30年ほどまえまでは外国人居留地だった、長崎市の大浦地区。この街には、全国でも珍しいふんどし専門店があります。

『TeRAYA』の店主・かのこゆりさんは、ふんどしの熱烈な愛用者。

もともとは一般的な下着を使っていたそうですが、ふんどしを試して2日目にはゴムを使った下着に戻れないほどの魅力を感じたそう。

「ふんどしに慣れると、ゴムの締め付けがきつくて......。実際、個人的な感想ではあるんですが、ふんどしにしてから体調もよく、足のむくみもなくなったんです」

その後、ふんどしを売っているお店を探すもなかなか見つけられず、ついには自ら“ふんどしセレクトショップ”をオープンさせることになりました。

健康的な毎日はふんどしから?

© 2018 Akihiro Fujimoto

ふんどしの大きな魅力のひとつが、紐で自分の体に合った締め付け方ができるという点。ゴムだといくら緩くても、つねに体に圧がかかることになり、リンパや血流に影響する。しかし、紐なら適度に余裕をもたせることができ、さらにゴムの跡もつきません。

また、敏感肌の人もゴムによる肌荒れの心配がなく、天然素材でできたふんどしは着け心地も抜群。「一度ふんどしを試したら最後、その虜になる人が多いですよ(笑)」と、かのこさん。

普段は一般的な下着を使用し、快適な睡眠のため、就寝時にのみふんどしをつける人もいるそうです。

© 2018 Akihiro Fujimoto

このお店には「ふんどしといえば赤や白の単色」というイメージを覆すカラフルなふんどしがズラリ。まるでネクタイのようにオシャレなデザインが揃っているのも魅力で、幅広い年齢の人たちに“ちょっぴり変わったプレゼント”としても喜ばれているそうです。

長崎で静かに沸き起こる
ふんどしブーム

© 2018 Akihiro Fujimoto

店名である『TeRAYA』の「テラ」は、ラテン語で“地球”や“大地”という意味で「大地に両足をつけたまま履くことができるのは、ふんどしだけ」という理由で名付けたとのこと。

古来から新しい文化の発信地として知られる長崎から、アンダーウェアの新しい潮流が生まれています。

『TeRAYA』

住所/長崎県長崎市大浦町5-38 藤川ビル 1F

電話/095-895-8342

営業時間/11:00〜18:00

定休日/水曜休(その他不定休あり)

http://www.teraya-fundosi.com

Top image: © 2018 Akihiro Fujimoto
長崎県の南東部にある島原半島。その中心街である島原市の駅裏に店を構える「島原むすびす」は、地元で採れた季節の食材を使った手作りおむすびが自慢の専門店。
約50年前、ドイツ人のシェフとともに日本人好みのチーズケーキを開発したパティシエのお店「ガトーフリアン」は、異国情緒ただよう長崎県は南島原市にありました。
「鯛茶漬」というと濃いゴマだれをベースにした味を想像するかもしれませんが、長崎名物の鯛茶漬けはひと味違います。壱岐島(いきのしま)では、漁港で水揚げされた...
長崎の市街地や美しい離島の風景からスタートする、とある映像。「ああ、長崎県のPR動画かな?」なんて思っていたら、どうやらそういうわけでもなさそう…、という...
Silver and Goldのオリジナルブランド「SGGM」のLoop-top Shirt Flap Pocketです。