長崎ちゃんぽんとは違う、愛媛の八幡浜ちゃんぽんがうまい

白くない「ちゃんぽん」があると聞き、四国の西の玄関口、愛媛県の八幡浜市(やわたはまし)へ。

いわゆる長崎ちゃんぽんのような白濁の豚骨ベースではなく、鶏ガラや、かつおだし・昆布だしをベースにしていて、「あっさり系」の黄金色スープが特徴的だとか。

古くから海上交易が盛んだったので、中国から渡ってきた「ちゃんぽん文化」が独自進化を遂げたようですね。いまではすっかり八幡浜のソウルフードになっています。

八幡浜ちゃんぽんの御三家
ロンドン、丸山、イーグルへ

街には、ちゃんぽん専門店があるというよりも、食堂やレストラン、カフェ、居酒屋などで色々なスタイルの「八幡浜ちゃんぽん」があります。

その店舗数は40以上とも言われていますが、まずは地元民からも「御三家」と呼ばれる、ロンドン・丸山・イーグルの3店に行ってみることに。主役級にうまいサイドメニューとあわせて召し上がれ。

01.
「ロンドン」
定食屋の八幡浜ちゃんぽん

先代が中国人から教わってちゃんぽんを始めたという「ロンドン」。創業は昭和25年で、元々はアイスキャンディー屋さんだったそう。

そこから徐々に、八幡浜のみんなを支える定食屋さんになり、ちゃんぽんが定番メニューになったのは30年ほど前。麺は太めのストレート。野菜の甘みが、鶏ガラスープとの相性も良く、ペロリといけちゃう系です。お酒を飲んだあともこのちゃんぽんならOK。

この店は、ちゃんぽん以外のメニューも豊富で、焼肉定食やとんかつ、鳥のからあげなどの定食が気になったのですが、オススメを聞いたところ「酢豚が人気」とのこと。

ちゃんぽんは3食入りのお土産用もあるので、ぜひ。

ちゃんぽん(550円)
酢豚(800円)

「ロンドン」

住所:愛媛県八幡浜市新町1丁目
TEL:0894-22-1234
営業時間:11:30〜21:00
定休日:水曜日、毎月8日

02.
「丸山」
八幡浜ちゃんぽん発祥の店なのに
あんかけ焼そばも捨てがたい

「丸山に行ったら、あんかけ焼そばかな」という地元民も多いんですが、八幡浜ちゃんぽん発祥の店と言えば、ここ。戦後まもない昭和23年の創業だそうです。

削りぶしや昆布だし、鶏ガラをベースにした、醤油系あっさり味。

「鶏ガラや野菜、エビとかをグツグツ煮出して、すべての料理のベースになるだしの素を作ってるんです」

このスープが本当に優しくて、まろやか。醤油系が好きな人は丸山へ。

ちなみに、同じだしをベースにして作られている「あんかけ焼そば」も海鮮の風味がギュッと詰まっていて、港町らしいひと皿。

特製ちゃんぽん(650円)
あんかけ焼そば(650円)

「丸山ちゃんぽん」

住所:愛媛県八幡浜市下道371-9
TEL:0894-22-0984
営業時間:11:00〜15:00
定休日:木曜日

03.
「イーグル」
あっさりスープの八幡浜ちゃんぽん
×
黒い焼き飯

スープまで飲み干したくなる、イーグルの「昔ながらのちゃんぽん」。スープのベースは鶏ガラですが、豚肉と野菜の甘みが凝縮されていて、これがなかなかクセになるんです。

お昼どきは行列ができていて、30代くらいの男性に声をかけてみると「帰省したら必ず来るんですよ」とのこと。八幡浜ちゃんぽんは故郷の味なんですね。

ちゃんぽんは小ぶりなので、サイドメニューにもそれぞれのこだわりが出ます。オススメは、チャーシューを漬け込んだ秘伝のタレで焼き上げた、黒い焼き飯。メニューはたくさんありますが、このセットで決まり。

3代目の元気な接客も気持ちいい!

ちゃんぽん(580円)
焼き飯(580円)

「ちゃんぽん亭 イーグル」

住所:愛媛県八幡浜市仲之町358-2
TEL:0894-22-2492
営業時間:11:30〜21:00
定休日:水曜日

最後に変化球
イタリアンな八幡浜ちゃんぽん

御三家のあとに1つくらい変わり種を、ということでやってきたのが、イタリアンちゃんぽんが食べられるという「クオーレ」。洋風居酒屋なので、メニューも豊富です。

そしてこのイタリアンちゃんぽんも、ただの変化球と思うなかれ。他のちゃんぽん同様にベースは鶏ガラ。そこに加えたトマトソースが絶妙にマッチしていて、上にのったチーズやベーコンが満腹感も満たしてくれます。少し縮れた麺との相性もすごくいいんですよね。

八幡浜でちゃんぽん巡りをするなら、ぜひ間に挟んでほしい1店でした。

「クオーレ」

住所:愛媛県八幡浜市広瀬2-1-2
TEL:0894-24-6252
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:00
定休日:日曜日

Photo by JAPAN LOCAL
取材協力:八幡浜市
四国の西端、愛媛県にある八幡浜市(やわたはまし)。立地と気候に恵まれるこの街は、愛媛県のなかでも有数の「みかん」の生産量。山には段々畑が広がっていますが、...
地元に活気を! と愛媛県の八幡浜で企画されたのは、中心街の新町商店街を「黒ずくめ」にすること。おもしろがってくれる街の人たちも徐々に増え、今では55店舗が...
四国・愛媛県の西端。佐田岬の付け根にある「八幡浜市(やわたはまし)」は、なんと言ってもみかんと魚の街。道の駅「みなっと」にある、どーや市場という魚市場や、...
ここ最近では定番商品にラインナップするお店も増えてきている「塩パン」ですが、その発祥のお店は愛媛県の八幡浜市(やわたはまし)にありました。多いときには、1...
『ナチョサウルス』と名付けられた、ナチョス専用の入れ物。背中部分にある隙間にスナックを入れると、写真のとおり恐竜の完成!ディップやケチャップ、マヨネーズな...
「Helios Touch」は、一つひとつは小さな六角形のライトですが、それらを組み合わせて、自分が好きなカタチにできるというのが特徴。要するに、モジュー...
愛媛県も八幡浜市は日本でも有数のみかんの街ですが、加工品の「みかんジュース」もまた、たくさんの種類があります。糖度13度のもの、愛媛県の「まどんな」を使っ...
愛媛県・八幡浜港のすぐ脇にある「コダテル」という不思議なスペース。宿泊もできるし、コワーキングスペースにもなる。現代版の公民館みたいでもあるし、ゲストハウ...
国内有数のみかんの産地、愛媛県「八幡浜(やわたはま)」。とくに「日の丸」「真穴」「川上」という3ブランドは、東京大田市場の価格相場を決めるプライスリーダー...
じゃこ天は、愛媛県の八幡浜市や宇和島市などがある南予地方で作られる、魚の練り物を油で揚げたもの。「昔は、くずしって呼んでました。たくさんの雑魚(ざこ=じゃ...
3年連続ミシュラン掲載店のシェフが作る生ハムとフロマージュの「新感覚ラーメン」Ramen ドゥエ Edo Japan〒100-0011 東京都千代田区内幸...
極上のみかんリキュール「媛麗(ひめうらら)」を製造販売しているのは、愛媛県・八幡浜市にある創業102年の酒造「梅美人酒造」。日本でも有数のみかんの街、八幡...
愛媛県にある、西日本でも有数の港町「八幡浜」。地元の人も通う、おいしくてコスパのいいお店に繰り出してみました。一軒めは、笑っちゃうほど絶品なお刺身が食べら...
愛媛県の八幡浜にある「風の樹」は、ご主人の林茂さんがひとりで切り盛りする1日1組限定の宿。海岸沿いの高台にある一軒家で、そこから眺める夕陽はとにかく絶景な...
トロール漁業は、沖合で行なう「底曳網漁業」のことで、2隻で1つの網を曳いて水深100〜200mの魚を獲る、八幡浜の伝統的な漁のスタイル。新鮮な魚介やトロー...
パリ発の総合美容薬局「L'OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー)」のハンド&フットクリーム「Pomm...
伊豆大島、奄美大島など、日本には50以上もの “大島” があるそうですが、ここで紹介したいのは、愛媛県にある癒しの楽園「八幡浜大島(やわたはまおおしま)」...
愛媛県は、2017年3月に「四国一周1,000キロルート」を発表した。これは、四国を周遊するサイクリングロード。台湾が取り組んでいる、台湾島を一周する環島...
厳島神社、鳥取砂丘、出雲大社など、人生で一度は訪れてみたい観光スポットが「国立公園」の区域内に位置している中国地方、四国地方。日本を代表するような魅力的な...
ゆずには多様な使い道がありますが、もうひとつの愛媛県の特産品しいたけと合わせてお味噌で和えることで、ゆずの香りが食欲をそそる、白いご飯にぴったりのおかず味...
岐阜県との県境に位置する、愛知県瀬戸市。愛知県の県庁所在地・名古屋市から北東に約20kmと、アクセスの良いところにある瀬戸への行き方、観光スポット、旨い店...
日本三大カルストの中で、最も標高が高い「四国カルスト」内で見ることができる風景を紹介する。「四国カルスト」は天空の道とも例えられ、ドライブやツーリングで人...
Googleマップで検索すると、ハートの形をしている沖縄県南城市。ここには、海や自然を満喫できるところだけでなく、沖縄の神話にまつわるスポットもたくさんあ...
愛媛県松山市に誕生した、「MINIMAL LUXURY」をコンセプトに据える「瀬戸内リトリート 青凪」。以前は美術館としてその一部だけが公開されていたが、...