愛媛・八幡浜は「みかんジュース好き」の聖地だった
オレンジジュースではありません、みかんジュースです。
愛媛県八幡浜市は日本でも有数のみかんの街ですが、加工品の「みかんジュース」もまた、たくさんの種類があります。
普段コンビニやスーパーで買う紙パックのオレンジジュースに慣れていると、時に本物のみかんジュースはサッパリしすぎているように感じるかもしれません。でもこの味こそが、ホンモノ、と言いたい。
甘ったるいというよりは、自然本来の甘みで、イヤな後味が一切残らないのがいいんです。
最近ではパッケージデザインに凝ったものも多く、目移りしてしまいます。
みかんジュースが
いっぱい
八幡浜のコウ果樹園がつくっている「華まどんな」。
「まどんな」は、愛媛県でしか栽培することが認められていないみかんの品種で、それを一つひとつ丁寧に皮までむいて搾っているそうです。
こちらは、糖度13度の皮むき果汁「頂 ITADAKI(三代目みかん職人)」。
厳選した小玉マルチ栽培みかんだけを使っていて、一つひとつの皮をむいて搾った、プレミアムみかんジュース。
こちらは西宇和産で、森農園がつくっている「Pure Juice -まどんな-」。その名の通り「まどんな」を使っていて、糖度13度超の甘さです。
八幡浜の「真穴(まあな)」という地域のみかんを搾った、数量限定のみかんジュース。
鮮度を保っているので、まるで「みかん」そのものを味わうかのような「みかんジュース」です。プレミアム系よりは、少しお得な値段。
そう。
人生いろいろ、みかんジュースもいろいろ、なのです。
これもみかんジュースかと
思ったら…
これは、ドレッシングでした。
八幡浜産の「いよかん」を使ったノンオイルドレッシングで、高知の宗田節と合わせているそうです。
いよかんドレッシングはアレンジしやすいのが特徴的で、サラダだけじゃなく、魚やお肉、冷製パスタなどにも合いますよ。
おまけにもうひとつ。
八幡浜の「八」が、ヒゲのデザインみたいでかわいいこちらは「松岡養蜂所」の、純粋はちみつ「八」。
みかん、さくら、ねずみもち、日向夏、とち、アカシア、などバリエーションも豊富で、全体に共通しているのは、まろやかな口あたりとスッキリした後味。
今回紹介したものはすべて、八幡浜の道の駅内にある「アゴラマルシェ」で発見したもの。これでもまだほんの一部ですし、柑橘類が好きな人にはたまらない街です。