おなじ朝でも、時間のながれ方がまったく違う場所

一週間ほどニュージーランドを旅したなかで、忘れられない朝がありました。クライストチャーチにあるボタニックガーデンを訪れた時のことです。

すこし肌寒い空気に包まれたその場所は、子どもの時に図鑑で見たような花々が咲き、朝露にぬれた緑色の芝生が広がっていました。まるで、誰もいない美術館にある絵画のなかを歩いているような気分に。

誰にも、何者にも邪魔されない静寂の中を歩いていてふと思ったんです、東京でも、こんなに穏やかな朝をゆっくり迎えられたらいいのになぁって。

人ごみじゃなく、
ガーデンの中を散歩したい

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。