ウェリントンの人気ビールブランドオーナーがすすめる「ビアバー」3選

コーヒーが有名な街として、先週末も紹介したニュージーランドのウェリントン。でも、ニュージーランド国内でこの街の人気を支えているのはカフェだけではなく、クラフトビールが飲めるビアバーもなんです。

そこで、今回は地元で人気のクラフトビールブランド「Garage Project」のオーナーの1人、Jos Ruffellさんから教えてもらった、おすすめのビアバーを3つ紹介します。

01.
初心者でも飲みやすい
赤いNZビールがある
「Whistling Sisters」

まず、Josさんが真っ先に名前を挙げたのが「Whistling Sisters」。実際に行ってみると、店内に入ってすぐ目につくカラフルなウォールアートやお客さんを照らす陽の光を見て気分があがりました。

ここで提供されるビールはすべて、併設された醸造所でつくられているということ。おすすめは、6種類の中から自分の好きなビールを4つ選べる「4 BEER TASTER」。一番気になったのは、唯一名前に「NZ」の文字が入った「NZ RED」。クセがなくさっぱりしていて、クラフトビール初心者の私でも飲みやすかったです。

02.
まるで隠れ家のような
「Husk」

「Husk」は、その名を知らなければ見つけにくいかもしれません。というのも、路地裏にあり、店が並ぶストリートを歩いている時に唯一頼りになるのは、小さな看板だけだから。だからこそですが、発見した時は隠れ家にたどり着いたみたいでワクワクします。

こちらのビアバー、醸造機械がソファ席のすぐ隣にあるんです。ビールをつくる過程が目と鼻の先にあり、いつもは何も考えずに飲む人でも、一杯が特別に感じることでしょう。

03.
カフェのようにふらっと入れる
「Heyday Beer」

「Heyday Beer」は、路地裏を探索しなくても目抜き通りを港とは逆方向に歩いていけばいいだけ。外観もミントグリーンですぐ目につきます。

店内は、カラフルな椅子やフラミンゴの置物などが並べられていて、一見若い女性をターゲットにしたカフェかと思うほど可愛いのです。

どうしてこのようなキュートな内装にしたか、店員さんに聞いてみました。

「クラフトビールを楽しむ場所と言えば、バーというイメージが強いですが、お客さんにもっとカジュアルに楽しんでもらいたくて入りやすい雰囲気を考えた結果、今の内装になったんです」

確かに、街中にある他のビアバーと比べると、明らかに雰囲気が違います。天気が良い日の昼間に行くと、外でも飲めて開放的な雰囲気を味わえると思います。チャンスがあれば行ってみてください。

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Top photo: © Mikako Kozai
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