朝ビー、IPA風呂、タップ付き部屋…ビールラバーには天国のようなホテルが2018年にオープン
スコットランドのマイクロブルワリーBrew Dog(ブリュードッグ)といえば、「IPA」でもおなじみのビールメーカー。同社がオハイオ州コロンバスに、世界初となるクラフトビール・ホテルなるものを建設中。
醸造所に併設される形で建てられるホテルは、ひと言でいえばビールラバーのための宿泊施設。部屋も、料理も、アクティビティも、すべてがビールと共にあるようだ。
生粋のビール党でなくとも、カラフルなこのボトルは目にしたことがあるはず。従来のビールになかった、パンクで、ハードコアで、カオスで(これらすべて彼らのビールのネーミングでもある)…、そんな唯一無二のブルワリーが放つ新たなチャレンジがこちら。
全室にビールタップ完備
世界中のクラフトビールが揃うミニバー、これだけでもビール党にはうれしい限り。ところが、こちらはグラスに好きなだけ注げるタップが部屋の一番いい位置に設置されている。心ゆくまでビールを楽しんだら、あとはベッドに倒れ込むだけ。
ちなみにバルコニーの外に広がる景色も、ここでは巨大なビール樽だ。
ホットIPAのビール風呂
こちらはスイートルーム専用タブだそうだが、IPAがそのまま温められたビール風呂。なんだか皮膚からも酔っぱらってしまいそうだけど、大丈夫なんだろうか。
ホップオイル入り
スパトリートメント
ホップオイルと麦芽のオリジナルトリートメントで、珍しいビールスパ体験も。
ビール好きの習性を
完全に知り尽くした
ホスピタリティ
こんなものではない。朝・昼・夕とすべての食事がビールとのペアリングを楽しめる料理を用意してくれたり、醸造所見学はもちろん、宿泊客のみの見学特典もあるという。
なかでも心惹かれたのは、シャワールームに別途設置されたミニバー。こういうビール好きの習性を知り尽くしてくれているあたりが、じつにニクい。こんなホテルに泊まったら、間違いなく朝から晩までビール三昧で一日が終わっていくはず。つい飲みすぎてしまっている自分の姿を想像してしまった。
すでにクラウドファウンディングで資金調達に成功。年内に完成、2018年にはオープン予定とのこと。