ガイドブックにはない
最高のニュージーランド(オタゴ編)

約一週間、ニュージーランドで旅をしていて印象に残ったのは、主要なガイドブックには載っていない場所や体験ばかりでした。

だから、「ガイドブックにはない最高のニュージーランド」と題して、いつか絶対に体験してみて欲しい事を紹介します。今回はオタゴ編です。

南半球のエディンバラにある
おしゃれ天国ストリート

©Mikako Kozai

南島のオタゴ地方にあるダニーデン。日本ではあまり認知されていないけれど、ニュージーランドの人もクールと言うほどあちらの国ではよく知られた街なんです。今回の旅でも、もちろんオススメされました。

スコットランドからの移民が多く、その面影は建築物などに反映されています。南半球のエディンバラと呼ばれているほど。街中には坂が多いけれど、景観がかわいくて、そんなこと気にもなりません。むしろ、大通りに行けば日本にはないアパレルストアもたくさんあるし、街のいたる所にビンテージの服屋もあって、オシャレ好きな女子にはちょっとした天国です!

©Mikako Kozai

ダニーデンには、ニュージーランド最古のオタゴ大学があります。つまりここ、学生の街なんです。この国は壮大な自然があることで知られているから、「のどか」などというイメージを持たれがちですが、キャンパスの近くにあるGorge Streetは、全くと言っていいほど反対の雰囲気に包まれています。カフェやレストランが立ち並び、人気店は学生たちでいっぱいです。ガイドブックや携帯をチェックせずとも、おすすめ店は一目瞭然ですよ。

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ちなみに、この街には世界一急な坂としてギネス世界記録に認定されているBaldwin Streetがあります。「とはいえただの坂でしょ?」なんて思ったそこのあなた。あなどるなかれ。

写真だとシックリこないかもしれないけれど、現地へ行くとかなりの傾斜を体感できます。立っているだけで、体が自然と前のめりに!?マイケル・ジャクソンのあの歌が、自然と頭の中に流れてくるかもしれません。

わくわくが止まらない……♡
お城でティータイム

©Mikako Kozai
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ニュージーランドに現存する唯一の城、ラーナック城。ここでは、ハイティーを楽しむことができます。元々ハイティーとは、労働階級の人たちの間でおこなわれていた、食事を含むお茶会。このお城では、いわゆるアフタヌーンティーとして提供されていて、一口サイズのサンドイッチやスコーン、ケーキと一緒に紅茶を飲むことができます。

お城にいるという事実、そして目の前に並んだスイーツや花、キュートなティーカップ。そのすべてが、カフェでは味わえない贅沢感を与えてくれるのです。私も試してみましたが、都内のカフェに行くより何倍もテンションが上がっちゃって……。無意識のうちに、背筋をのばしながらカップを口へ運んでいました(笑)

野生動物との胸キュンすぎる出会い

©Mikako Kozai
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オタゴ半島に生息する野生動物を間近で見れる「エルム・ワイルドライフツアー」。車での移動が多くなりますが、目的地に着くと『ロード・オブ・ザ・リング』さながらの大自然の中を歩いたり、動物に出会うまでの過程でもちょっとした冒険気分を味わえます。

目的地のひとつであった浜辺では、オットセイやペンギン、アシカを目の前で見ることができました。もちろん驚かせるのはNGですが、砂の上で無防備に寝転がっている彼らにある程度近づくこともできたんです。

私が行った時は、ちょうどペンギンが海から上がってきたタイミングで、丘への道をキョロキョロ探している姿を見ることができました。コロコロ変わるその表情は、本当にキュート!

ツアーの全容はこれだけじゃありませんよ。気になる人は、オタゴ地方へ行った時にぜひ参加してみてください。

*オアマル編はこちら

Top image: © Mikako Kozai
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