大っ嫌いな自分のカラダが、美しくなる瞬間
なんらかのコンプレックスを抱えていて、自分に自信が持てない女性たちを勇気づけたい。
そんな思いから、イギリスのファッションブランド「Miss Guided」が#InYourOwnSkinというキャンペーンをはじめました。
内容はシンプルで、カラダに様々な“特徴”を持つ女性たちを撮影して、話を聞くだけ。でも、堂々と自分をアピールする姿からは一切の劣等感を覚えません。
Isabella
Isabellaは、17歳の時に家の火事で右腕に火傷を負いました。心に深い傷を負ったものの、モデル活動を通してコンプレックスを克服し、今は大学へ通っています。
Maya
Mayaは世界的にも例の少ない「表皮水疱瘡」の持ち主。認知度が低く、完全な治療法も見つかっていない病気の存在を多くの人に知ってもらうため、キャンペーンに参加したそう。
Joanne
Joanneは、大学に通いながらプラスサイズモデルをしている21歳。自分の体型を肯定的に捉えることの大切さを訴え続けています。
Beth
Bethは大学に通う21歳。全身にかゆみを伴う赤い斑点が出る「乾癬」の持ち主です。以前は肌を隠すのに必死だった彼女も、思い切って肌を見せることで自信が持てたと話しています。
Polly
フリーランスモデルであるPollyは、ネガティブにとらえられがちなシミとそばかすを、隠すことなく「美しさ」ととらえています。
Mariana
Marianaさんは、ブラジルのモデル兼ファッションデザイナー。生まれつき顔の中心にアザがあります。このアザには自分の個性としての愛着があるそうです。
本当の美しさって?
女性としての美しさは何で決まるのか?
他人と比べることで、ほとんどの女性が自分のルックスに劣等感を抱く経験をしたことがあるはず。そして、ネガティブな思いは心までもむしばんでいきます。
だけど、キャンペーンに参加している6人の笑顔を見ると、「美しさ」を決めるのは生まれつきの鼻立ちや肌の色、体型でないと思うんです。
すべてを個性としてとらえ、ありのままの自分を愛すること。これができたときに初めて、女性は美しくなるのではないでしょうか。