「4万円台(食事代込み)」でできる?豪華客船の旅

「旅に出たら、思いっきり非日常感を味わいたい!」と感じている方、多いんじゃないでしょうか。異国情緒溢れる贅沢なホテルで仕事を忘れて気ままに過ごし、エステで心身ともにリフレッシュ。心ゆくまでゆったり過ごすことで、明日への活力をチャージする……(ああ、旅に出たくなってきた)。

でも、空港まで重たいスーツケースを運んだり、何時間も狭い飛行機に乗ったり、移動の時間は正直ツラい。それに、自分へのご褒美とはいえ、ゴージャスなホテルを選べば飛行機代と併せて数十万。これじゃ、1回の現実逃避のためにどれだけ気合を入れなければならないのか……

そんな人にオススメしたい旅のスタイル、あるんです。

それが「国内発着 外国船クルーズの旅」

一歩、船に乗り込めば、にっこり微笑む外国人スタッフに異国の雰囲気を感じ、ゆっくりプールサイドで日光浴、優雅にスパ三昧、自由気ままに食事を楽しむ。日本一周したりするけれど、「ここで過ごすこと」そのものが目的になる。それがクルーズ船の旅です。

様々な施設や催しもあり、さながら「海の上を動くリゾートホテル」という感じで、まわりはすべて海というのも、圧倒的な非日常感を演出してくれます。これ、海外では割とスタンダードなんですが、日本ではまだあまり知られていない旅のスタイル。

でも、豪華客船に乗って旅するなんて、一部のセレブやお金が余っているシニアのためだけのものでしょ、と思っていませんか?いえいえ、そんなことはないんです。

6泊7日 4万円台から旅できる。
しかも、「食事込み」

自分も最初は「ウソでしょ?」と耳を疑いました。「コスタクルーズ」なら、オフシーズンであれば4万円台から旅することが可能なんです。しかも、レストランの指定はあるものの、この価格で食事代はすべて込み。さらに驚きなのは、ファミリーであればこの価格で13歳以下の子ども2人まで無料(大人2名と同室利用の場合)になるそうです。

例えハイシーズンであっても、安いものなら10万円台でプランが組めます。クルーズ船はそれ自体が移動しているし、寝る場所でもあるわけだから、当たり前ですが飛行機代もホテル代の追加もありません。そう考えると、非日常を手に入れる旅の手段としては破格だと思います。

え、これ豪華すぎじゃない?

食事代コミコミで4万円台から、なんて聞くと「安かろう悪かろうなんじゃないの?」と考える人もいると思います。正直なところ、自分もそうでした。ところが。

先日東京・晴海に寄港していたイタリア船籍「コスタクルーズ」の「コスタ ネオロマンチカ」を覗かせてもらったのですが、「え、めっちゃ豪華でハンパない!」と圧倒されました。

全長200m超、14階建て客室800室程のどっしりとした船体。より上質なサービスとオーセンティックな船内施設をコンセプトに内装が整えられ、モダンなイタリア風の船内はちょっと大人の雰囲気。

その特別な空間を軽くご紹介しますね。記事上の「見学ツアー」、開始します。

「コスタ ネオロマンチカ」の上階デッキにあがったら、そこには、2つの開放的な屋外プール。旅のリゾートみたいな気分を味わうなら、やっぱりプールは欠かせません。

季節がいいときのクルーズならば、潮風を受けて併設のバーでカクテルをオーダーして、プールサイドにはデッキチェアでのんびり読書したり、普段忙しくて観られなかったNetflixのコンテンツを誰にも邪魔されずにまとめて観ちゃうのもアリ。

完璧にリゾートホテルな気分を味わいつつ、上を見ると空が動いてるんですよ。こんな非日常感、ちょっとワクワクしませんか?

デッキ後方にある「モンテカルロプール」は、大人専用(17歳以上)ということもあり、しっとりとしたムード。船尾のジャグジーでは360度大海原に囲まれ、船の後ろに唯一のびる航跡を眺めながらのひとときを過ごせます。
大海原に沈んでいく太陽を眺めるサンセットタイムは、カップルにはもちろん、たとえ友達同士でもロマンチックな気分に浸れるはず。
東京ー神戸間の航路であれば、富士山を夕日とともに海から眺められるそうですよ!

ネオロマンチカの中で最注目のスポットと言えば、なんと言っても「サムサラスパ」。タラソテラピープールやフットバスはもちろん、本格的なサウナまで完備されています。

なんでもこのブルーのタイルに包まれた「温浴チェア」の居心地は最高なんだそうで、一日中ここで過ごす人もいるんだとか。

大海原という非日常の中、スパとサウナとこの温浴チェアがあれば完璧なリラックス状態が作れそう。1日あたり35ドルで利用し放題、このスパはマストでつけておきたいオプションですね。

「贅沢な時間」と言えば、やっぱりワイン。あります、ワインバー「エノテカ・ヴェローナ」。世界各国のチーズとワインを楽しめるし、「ワインの自動販売機」でグラス1杯(オプション、4.5ドル〜)から飲めるのもユニークですね。

他にもカジノがあったり、船内2箇所にあるラウンジで外国人パフォーマーによる様々なショーが観られたり、約1週間の船旅の間、「飽きちゃうんじゃないか?」という心配とは無縁そうです。

客室だって、船の中とは思えないホテルライクな造りなので安心。

正直なところ、プールやスパ、エンターテイメント系の施設が充実しているので、部屋で過ごす時間は少ないかも。そう割り切って、あえて窓のない内側の船室を選べば、クルーズ代金を抑えられるし、賢く豪華な旅になりますよね。

ベースが破格だからこそ
自分好みに「贅沢をカスタマイズ」

コスタクルーズ の旅行代金には、航海、宿泊、エンターテインメント、食事、プールなどすべて含まれて破格の代金ですが、そのベースプランにお好みでオプションをつけて、自分好みに「贅沢をカスタマイズ」するのがオススメの楽しみ方。

例えば、ミシュラン星をもらったシェフが監修したプレミアムなメニューや、本格的な石釜ピッツァやワインとのペアリングを楽しむイタリア郷土料理などのワンランク上の食事。スパでのトリートメントにビューティサロンでネイルケアなど、自分が欲しいところにだけフォーカスして贅沢をプラスできるのがいいんです。

ベースプランが抑えられているからこそ実現する自分だけの最高の贅沢で、非日常にどっぷり浸かってしまいましょう!

「2万円台」で乗船できる裏技も?

嬉しいのが、一度「コスタ ネオロマンチカ」に乗船した後、再乗船する際に利用できるリピーター割引。条件さえ合えばコミコミ2万円台で船にのることだって可能になるのだとか。この特典を使えば、10万円もあれば究極の贅沢が可能ですね。もう一度乗りたい!とハマる人が増えるのも納得です。

コスパ的にも非日常感を得るのにも申し分ない、イタリアンシップ「コスタクルーズ」の旅。 今まで知らなかったのがもったいなさすぎる!

あなたの次の旅の選択肢にぜひ加えてみてください。(自分も目下検討中です)