1本一色の常識を打ち破るクレヨン
ポップな色使いの四角いバー。チョコレートの包装でもなければ、積み木でもない。正体はクレヨン。マーブル模様や、丸いドット、見たまんまの色が出る。
つまり、描いているうちに違う色がでてきてしまう。
予想外の色に“冒険心”を
デザイナーKeetra Dean Dixonの狙いは、まさにそこ。一本から1色という常識を覆した斬新なクレヨンだ。
描いているうちに、突然違う色が現れたら、そりゃ使いづらいに決まっている。予想外の色が出てくることを「ノイズ」に感じるか、それとも「遊び心」と捉えるか。そもそも、画用紙に向かって思い通りに描けるだけが、いいことだっけ?
“道具にも冒険心を”。Dixonのしたり顔が霞んで見えてくるようだ。
予想を裏切るコントロール不能なクレヨン「COLORS」。見た目も可愛らしく、なんだか使ってしまうのももったいない。飾っておくか、それとも目一杯使って描くかはさておき、いつまでもこういう道具を楽しめる大人でありたい。
あまりの人気に、残念ながら現在は売り切れらしいが、再販に期待してしまう。
Reference: fromkeetra.com
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