ありそうでなかった「拡張性」重視のiPhoneケース
iPhoneケースはいろいろ試してきましたが、ついに理想的なものに出会うことができました。保護性とかファッション性とか機能性よりも、気になったのは「RAILcase」の拡張性。これは何かと遊べそうな予感。
ミリタリーモジュールで拡張する
メカっぽいiPhoneケース
ご覧のようにデフォルトのケース(iPhone X / XS対応)だけ見ると穴だらけ。見ようによっては、道具をすべて抜き出した後のカードタイプの十徳ナイフか。でも、このケース自体がコアユニットとして機能する優れものなのです。
注目すべきはセンターに配した2つのマウントレイル(ピカティニーレイルとM-LOK)。いずれもミリタリーファンにはお馴染み(だそう)で、モデルガンにスコープやフラッシュライトやグリップといったギアを装着するためのインターフェース。
要するに、あらゆるモジュールを好きなようにマウントしてカスタマイズできる仕様です。
難しい話はさておき、ミリタリーテイストでメカっぽいニュアンスに少年時代が蘇ってきました。なんか、懐かしい。
一般的にこうしたマウントやレイルって本体側にあるものですよね。けれどRAILcaseはまったく逆の発想。2つのレイルに装着できるものであれば、市販のモジュールを自在にカチッとはめるだけでOKだそう。
もちろん本格的なギアを揃えなくたって楽しみ方はあります。ストラップホールにランヤードをつなげてケツポケにINしたり、スリングスイベルにパラコードをジョイントさせてループからぶら下げたり。携行スタイルで遊ぶのもありだと思います。
ガンダムのメカデザイナーによる
本気の“遊び心”
開発を手がけたのは「機動戦士ガンダム」シリーズのメカデザイナー・カトキハジメ氏。きっとこれだけでもコアなファンにとっては垂涎もの。それもあってか、Makuakeでのクラウドファンディング開始からわずか2週間足らずで、目標額をぶっちぎる400%の出資を集める人気プロダクト。
デザイナーのコメントにもニヤリです。
「完全な実用というよりはコーディネートの一環として、仕事場に持ち込んでも許される、ちょっとした“遊び心”といったイメージ」。
ガンダム世代でありながらほとんどそこを通らず、サバゲーもしたことのない自分。なのに惹かれるのは、むき出しの金属のような無骨さや無駄にゴツいあたりが、どこか初期のG-SHOCKを彷彿させるからなのかも。
こういうの好きって男性、多いと思うんですよね。