「脳波」をスキャンしてプロダクトをデザイン!

人工知能やロボット工学の分野で日本とメキシコが協働する「Mirai Innovation」と、メキシコシティのデザインエージェント「Studio Jose de la O」によるプロジェクトが注目を浴びている。

そのプロジェクトとは、脳の電気信号を使ってプロダクトをデザインをするというもの。

その原理は、脳から送られてくる電気信号をジェネレーティブデザインソフトを通して視覚化し、3Dプリンタでカタチにするというもので、実験ではデザイン3Dソフトや職人による技術なしに、被験者が快適なソファに腰掛けているだけでフラワーベースを完成させることができたのだとか。

これは、技術的スキルがない人でも、将来的にはデジタルインターフェースで自分の思うままのデザインで思うままのプロダクトを生み出せる可能性を示唆している。

念じるだけでカタチになる。そんな未来がやってくるかも。

ヘッドギアを装着した被験者は、リラックスしたり意識を集中することでジェネレーティブデザインソフトに脳波信号が送られ、花瓶の直径や高さといったシェイプが変わっていく仕組み。

Top image: © Studio José de la O
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。