「GT-R(X)2050」は脳波で操縦する「未来のクルマ」だ!
2050年──。
およそ30年後の世界は、どうなっているのだろうか。
その問いかけに「日産」は「"脳波"で運転するクルマが走っている」と答えるだろう。
というのも「Nissan Design America(NDA)」でインターンシップをしていた韓国人デザイナーのJaebum “JB” Choi氏が発案した「GT-R(X)2050」が実現に向かっているからだ。
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上から見ると"X型"の車体に、ドライバーは専用のVRヘルメットとスーツを着用し、うつ伏せの状態で乗車する。当然、その姿勢ではドライバーは前が見えないわけだが、前方の映像はVRヘルメットに描き出されるのだとか。
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また、そのヘルメットによって脳波が読み取られ、背中に装着したバックパックによって思考がデジタル変換されるため、体を動かすことなくクルマを操れるというのだ。
“乗る”というより“着る”ような感覚の「GT-R(X)2050」。
技術面で課題は残されているそうだが、数十年後にはインターン生が描いたこのマシンに私たちも乗っているかもしれない。
Top image: © Nissan