あげて楽しい、もらって楽しい、とっておきの手土産。
帰省したり、久しぶりに友人と集まる年末年始は、贈りものをするのにぴったりのシーズンです。日本でつくられているものや、ちょっとした驚きのあるユニークなものなど、多くの人に好まれている手みやげ100点以上を「つくりのいいもの」という視点で選んだ展示が、今年もリビングモティーフで開催されます。
ずっと使い続けたくなる
そんな、ぬくもりがある。
長く愛されるには、ちゃんとした理由があるものです。たとえば、BAW-LOO(バウルー)のサンドイッチトースターは、その昔ブラジル・サンパウロ州のバウルー村出身の青年が、学生寮でこのような器具を使ってパンを焼いて食べていたことから名づけられました。好みの具をパンにはさんでセットし、直火にかけて調理すれば、あっという間に、ほかほかのホットサンドイッチが出来上がります。休日のランチやおやつに、音楽フェスやキャンプなどのアウトドアシーンにもおすすめです。フッ素樹脂加工なので、汚れてもサッと洗えるのが嬉しいですね。
なくても困らないけれど、
あるととっても便利なあれこれ。
普段そこまで困っていなくても、ひとつあると、とっても頼りになるものも多いかと思います。たとえば、強力な吸盤と、クランプ(ねじなどで物を締め付けて固定する工具)が組み合わさったこんなプロダクトはいかがでしょう。どちらも日常的によく手にするものが、組み合わさることで目から鱗が落ちる使いやすさになります。平らな面であればクランプを取り付けることができるので、オフィスやキッチン、バスルームなど、どんな場所でも大活躍します。好きな色を選んで、こだわりのあるあの方へ贈れば、気が利いたプレゼントとして喜ばれそう。
やっぱり気持ちいい
自然から生まれたもの。
自然から生まれた無垢なものは、思わず頬ずりしたくなるほど、すべすべとなめらかな気持ち良さがあります。本物の植物をドームいっぱいに封じ込めたペーパーウェイトは、まるみのあるポリクォーツのなかに閉じ込められた様子がたいへん美しく、オブジェとしてデスクやシェルフに置くだけでどっしりとした存在感があります。アーティストであり、発明家でもあるトム・クラークが生み出した独自の技術で、大切に育てられた鮮やかな花の植物の色や形を、職人たちの手によって、ひとつひとつ手づくりし、美しさをそのままに保っています。
人の手で作られたから、
あたたかみを感じるのです。
探してみると、なかなかお気に入りのものが見つけにくい印鑑ケースに、こんな素敵なデザインを見つけました。北海道は旭川の丹野雅景木工デザイン製作所が手がける印鑑ケースは、家具などを製作する際にでる端材を有効活用しています。精巧な仕掛けが特徴で、丸印がついている側のつまみを挟むように押すと、収納されている印鑑がスライドして飛び出します。カチッと納まるその木の感触は、思わず何度も開け閉めしてしまうほど驚きの逸品です。実印用と三文判用の2サイズから選べます。
あの人をあっと驚かせたい!
すてきなサプライズ。
『てみやげ展2 つくりのいいもの あげたいもの100』
会期:12月27日(火)〜1月31日(火)
場所:LIVINGMOTIF
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル B1F, 1F, 2F