脳波で動く「ネコミミ」ついに、一般販売へ!
ついにこの日がやってきた!
と、一部の熱烈ファンたちが歓喜する(たぶん)ニュースが舞い込んできた。
2011年に発表され、翌年商品化されるも爆発的人気で即完売となった、あの脳波で動くネコミミが、世界に先駆けて日本での一般販売が公式オンラインショップでスタート。
ハロウィン用の仮装グッズでもなければ、萌えキャラのためのアイテムなんかじゃない。ま、そんな用途もあっていいんだけど。
知らない人のために説明すれば、「necomimi」は人の“ココロ”と“カラダ”を拡張する、脳波を使ったコミュニケーションツール。額と耳のセンサーで脳波を計測することで、言葉を発するよりも先に耳が「キモチ」を表現してくれる。
もふもふの耳の動きも堪らないが、搭載されているテクノロジーは最先端。
シリコンバレーで独自に開発された脳波センシング・テクノロジーは、耳たぶとおでことから取れる生体信号の電位差を計測し、脳波をくまなく抽出。α波とβ波を中心に独自のアルゴリズムを介して解析し、その解析データから「集中」「リラックス」「ゾーン」値を算出。。集中すれば耳はピンと立ち上がり、リラックス時にはホンモノの猫の耳のようにくたりと寝た状態に。
実際に使用している脳波センサーモジュールは、医療用脳波計と比較しても同等レベルのデータが出力できるらしく、米ボストンの第三者機関が文献で発表したほどの性能を持つという。
ちなみにこの「necomimi」、発表当初から海外で大反響。「TIME」誌が選ぶ2011年世界ベストイノベーション50に選出されるほど。
さて、今回の新バージョン。スピーカー機能が追加されたことで、リアルな猫の効果音が出るようになった。
たとえば集中時には「ニャ〜」、リラックス時には「ゴロゴロゴロ」と喉を鳴らすなど、自分の状態を耳だけでなく効果音でも伝えることができるというわけ。さらには充電式にすることで、より軽量・コンパクトな設計に。
たんなる“ハイスペックおもちゃ”というだけのくくりだったら、世界中で総計18万台も販売されてはいない。それが、非言語コミュニケーションツールとして受け入れられている、なによりの証拠だ。
さあ、「キモチ」に耳を傾けてみようじゃないか!
『necomimi』
【商品名】necomimi 2021 ver.
【価格】1万4850円(税込)
【公式オンラインショップ】https://necomimi.shop/