周囲の会話が「見える」メガネが登場。聴覚障がい者のコミュニケーション向上に期待
聴覚障がい者のコミュニケーション方法は、手話や筆談などが主流。しかし、これからは"メガネ"が一般的になるかもしれない——。
じつは、イギリスのソフトウェア開発企業「XRAI Glass」とスマートグラスを手がける「Nreal」が、音声を可視化する「メガネ」を開発したらしい。
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これ、周囲の会話をリアルタイムで字幕に変換できるから、よりスムーズなコミュニケーションの実現が期待できるんだとか。また、音声認識機能を搭載しているため、誰が話しているかを識別できるとのこと。
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イギリスでは1,200万人もの成人が難聴を抱えていて、2035年までに1,400万人以上にのぼると予測されている。「XRAI Glass」のCEOは、「聴覚障がい者の生活を豊かにしたい」と述べている。
なお、まずは2ヶ月の試用期間を設けて、音声可視化スマートグラスのフィードバックを集めるとのこと。トライアルはイギリスでのみ可能だが、将来的には国外にも展開する可能性があるらしい。
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