京都里山の景観をまもる「タケノコカレー缶」

「一部の観光地ではきれいにしてはるけど、ほとんどの竹林は荒れてどうしようもない。きれいにしても手間ばっかりかかるしなぁ」

「ここで自慢できるのはタケノコだけやなぁ」

という地元住民の声から始まった「京都環❇︎缶づめプロジェクト」。その一つが、地域の6次産業化を促進し、里山の自然環境を再生することにもつながる缶詰「KYOTO TAKENOKO CURRY」だ。

竹林を再生する過程で生まれる副産物のタケノコ。それを使って作ったこの缶詰の収益は、地域住民の雇用促進や環境保全活動に役立てられるという、とてもサステイナブルな商品なのだが、食べ物であるからには「おいしい」ことも大前提であるとし、肉厚でうまみと歯ごたえがある、全国でも有名な京都西山山麓の新鮮なタケノコを使用。

ラインナップは「チキンカレー」「グリーンカレー」「キーマカレー」「レッドカレー」の4種。プロのフードアドバイザー監修のもと、タケノコや汁の分量、辛さなどを調整しながら、京タケノコとカレーのよさがもっとも引き立つ配合を追求したという。できる限りの安心、安全を追求した7大アレルゲン不使用の缶詰にもなっている。

さらに「KYOTO TAKENOKO CURRY」は、常温で3年間保管可能。小麦が入っておらず、常温でもすぐに食べられるため、自然災害が増えている今、備蓄品としても活躍する。おいしく食べるだけで社会貢献になり、災害への備えにもなる缶詰。現在Makuakeにてクラウドファンディングに挑戦中だ。

©2019 Makuake
©2019 Makuake

『京都缶*環づめプロジェクト』
【プロジェクトページ】https://www.makuake.com/project/kyoto-can/

Top image: © 2019 Makuake
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。