あ、この人やばいかも…と思ったら。「Tinder」デート中のSOSを発信できる新機能
スタンダードになりつつあるマッチングアプリでの出会い。あるデータでは、日本人の3人に1人が利用したことがあるそうだ。
とはいえ、インターネットで出会った人とのブランドデートで怖い思いをしたなんて人も......。そんななか「Tinder」は、デート中に危険を感じたユーザーがSOSを発信できる「パニックボタン」を設定したとのこと。
「Tinder」を運営する「Match Group」が、緊急アプリ「Noonlight」とタッグを組んで開発した、この新サービス。ボタンを押すと、助けが必要かどうかというメッセージがユーザーに送信される。返信がなければ、状況が確認できるまでユーザーに電話をかけ続けるという徹底ぶり。応答がない場合は、GPS機能を使って自治体の人を現場に派遣するのだとか。
使い方は「Noonlight」をダウンロードするだけ。「Tinder」ではないまったく別のアプリからボタンを押すので、「デート中に別の相手探し?」と不審がられることもない。
さらに、デートの日時や場所を設定すれば、友人と位置情報を共有することも可能。
アメリカではすでに実装されており、2020年末までに同社が運営するほかのマッチングアプリでもこのサービスをスタートするそう。
なお、同社CEOは「出会い系ビジネスは、お母さんになったつもりでしなければならない」と話している。やさしい気持ちで見守って。
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