Tinder公式が提唱。Z世代の93%にとって「料理」は究極のグリーンフラッグに!
スワイプされるために、マッチングアプリの写真やプロフィールに余念がない人も多いだろう。しかし、競争率の高い現代の恋愛市場において、本当に効果的な自己アピールとは何だろうか? 実は、その答えは「美味しい料理」にあるのかもしれない。
食品メーカーの「Knorr」とマッチングアプリ大手「Tinder」の共同調査によると、なんとZ世代の93%が「料理好き」を恋愛において魅力的だと回答。Tinderユーザーの63%が「料理好き」な人をスワイプしやすいと回答していることからも、その影響力の大きさが伺える……!
恋愛市場における「料理スキル」の価値
「料理ができる」という事実が、なぜそこまで大きな魅力として評価されるのだろうか? 同調査によれば、料理ができるというだけで「相手を思いやる優しさ」「自立心」「計画性」といったプラスのイメージに繋がりやすいという。
現代の恋愛において、91%の男性、94%の女性が「恋愛はこれまで以上に難しい」と感じているというデータもある。コロナ禍を経て対面でのコミュニケーションが減り、人間関係が希薄になりつつある現代だからこそ、温かい食事を共にする「おうちデート」を通して、深い絆を求める人が増えているのかもしれない。
Tinderの常駐関係専門家であるDevyn Simone氏も「料理は単なるスキルではなく、人と人をつなぐ手段であり、創造性を表現し相手に愛情を示す方法である」と述べている。
「共感」を生み出す、新しい時代の恋愛戦略
さらに興味深いのは、回答者の28%が「料理できない人とは付き合えない」と回答している点だ。これは、現代において「料理」が恋愛における重要な判断基準になりつつあることを示していると言えるだろう。
しかし、だからといって「料理ができない=恋愛対象外」と決めつけてしまうのは早計だ。大切なのは、相手に「美味しい」を提供することだけではない。たとえ料理が得意ではなくても「食」に対する関心を共有したり、一緒に料理を楽しむ姿勢を見せることなどを通して、心を通わせることは十分に可能だ。
「今日は、何食べたい?」そんな何気ない会話から始まる温かい関係もある。自分らしさを表現できる得意料理を身につければ、それはきっと恋愛における最強の武器になるだろう。