Z世代流・マッチングアプリの必勝法は「ボイスメモ」の活用にあり
マッチングアプリでの出会い。気軽に始められるいっぽうで次のステップへ進みづらかったり、会う前のやり取りに困っている人も。
そんなモヤモヤを感じている人にこそ試してほしいのが、いま海外で話題になっているデート前の「ボイスメモ交換」だ。
恋愛攻略の鍵は「ボイスメモ」に
その理由は?
マッチングアプリ「Hinge」の調査によれば、ボイスメッセージを含む会話は、デートに発展する確率が87%も高くなる傾向があるという。なんでも、声のトーンや話し方から、テキストだけでは伝わらない人間性や温かみが感じられる点が、音声メモの魅力であるそうだ。
豪メディア「Yahoo Lifestyle」が行ったアンケート調査では、ボイスメモでのやり取りをきっかけに交際に発展、結婚したという声が複数寄せられている。「文字よりも、人となりが伝わる」「相手の声を聞くと、親近感が湧く」といった意見もあり、デジタルコミュニケーションにおける"人間的なつながり"へのニーズの高まりを反映していることが感じ取れる。
また、ここ数年で私たちを取り巻くコミュニケーションツールは大きく進化した。ZoomやSlackなどを使ったオンライン会議が一般化したように、恋愛における出会いもマッチングアプリなどを通じてオンラインで行われることがスタンダードになりつつある。
テキストメッセージはもちろん、ビデオ通話や音声通話など「想い」を伝える選択肢は実にさまざま。そのなかでボイスメッセージは、カジュアルでありながらも素直に自分の気持ちを伝える手段として、Z世代を中心に浸透していったのだろう。
でも、無闇に送るのはNG
ボイスメッセージは、相手に「あなた」という存在をありのまま伝えることができる、まさに恋愛における秘密兵器。しかし、いきなり長文を送ったりプライベートなことを語り過ぎたりするのは危険。相手への配慮を忘れずに自分らしさを表現することが大切だ。
まずは、気になるあの人に簡単なボイスメッセージを送ってみてはいかが?
👀GenZ's Eye👀
自分でボイスメッセージを送る場合は、文字をタイピングする時間を削減できたり、気持ちも声色で伝わりやすくなり、利便性を感じます。では、気になる人や初対面の人からボイスメッセージが送られて来た場合、どんな感情を抱くでしょう。個人的には少し戸惑いを感じてしまいます。
今まで、ボイスメッセージで会話した相手はかなり仲のいい人だけ。それがよく知らない人や、気になる相手とであれば、緊張してしまうのかもしれない。また、Zの中には通話などにおいて声に自信がないという声も。そんな人々は声をメインでチャットするという新たな時代を受け入れることができるのでしょうか……。