米国従業員の5人に1人が「給料」より求めているものとは......?

先日、アメリカ全土で「有給休暇」に関する調査がおこなわれた。

調査によると、アメリカ人の5人に1人は「給料を10%上げてもらうよりも、有給休暇を5日間追加してほしい」と回答したとのこと。

データでは、アメリカ人が取得できる有給休暇の支給日数は平均して14日。そのうち、実際の取得日数は10日間なのだとか。これは、有給取得率が低く国会などでもたびたび問題になっている、支給日数20日に対して取得日数10日という日本に迫る数字だ。

じつはアメリカには有給休暇を保証する法律はなく、4人に1人は有給の休暇や祝日を得られていないのだという。

また、若い世代や女性は有給休暇を申し出ることに強いストレスを感じている割合が高く、実際の取得率も低い傾向にあるという結果も。

どうやらワークライフバランスの問題はアメリカでも起きているようだ。しかし、給料よりも休暇が欲しいというのは、ウェルビーイングの観点から考えると、少し危ない状態といえるのかも……。

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