緊急無料公開!「2020年4月1日以降の日本」を人気作家50人以上がリレー連載

読書を愛するすべての人へ──。

5月1日、文芸ニュースサイト「TREE」にて、著名作家による無料連載「Day to Day」がスタートした。

この企画は“2020年4月1日以降の日本”を舞台に、作家が1人1日ずつ1000文字程度の掌編やエッセイをリレー形式でつないでいくというもの。

物語は現実より1ヵ月前に遡る。4月初旬といえば、新型コロナウイルスへの不安が世の中を覆い、緊急事態宣言が出されたころ。ストーリーのなかに現実が巧みにシンクロする。言うまでもなく、見どころはそこ。

特筆すべきは、参加を表明している豪勢な作家陣。「Day to Day」の文字を囲むサインをピンチアウトして見てほしい。日本文学界を代表するそうそうたる顔ぶれだ。

「Day to Day」作家のサイン
©株式会社講談社

「四月一日が、今年はなくなるらしい。」

「Day to Day」のスタートは、辻村深月氏のこの一文から始まる『今日からはじまる物語』。コロナ禍を物語はどう捉え、どう次の日(次の著者)へとバトンリレーしていくのか?

まずは4月1日(5月1日公開)に遡り、読み進めてみてほしい。日々めまぐるしく変わる状況や環境のなか、うまく言葉にできなかった不安や感情を日本を代表する作家たちが代弁してくれている。

Top image: © 株式会社講談社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。