フォームが正しければ、きれいな音楽になる。ちょっと気になるエクササイズアプリ

目下、運動不足に悩んでいる人は多いだろう。面倒だと思っていた駅までの徒歩や階段の昇り降りが “ほどよいエクササイズ” になっていたなんて……!

そんな自粛生活が続いた1ヵ月ほどのあいだに開発されたウェブアプリがある。それが「Biosignal Art(バイオシグナル・アート)」。立命館大学×順天堂大学×東京藝術大学COI拠点の三者による共同開発で、運動を楽しく続けるための工夫が施されている。

簡単に説明すると、「人間のカラダの構造を活かした理想的なトレーニングをすると採点され、それが音楽に変換される」というもの。

使い方もいたってシンプル。

①パソコンのカメラ、またはWebカメラで全身が映るようにする。
②音声にしたがってトレーニング! 姿勢の骨格モデルがリアルタイムで計測。
③トレーニングが終わると動作が解析され、採点。結果が音楽に変換され、動画にもなる。
④動画や採点結果の詳細もダウンロード可能。

つまりフォームが正しければ「きれいな音楽」を奏でることができ、動きがイマイチだと「ノイズ」に変わってしまう、というわけだ。

ローンチ時に対応しているトレーニングはスクワットのみだが、今後はトレーニングや音楽のバリエーションを拡充予定。ダンスなどの複雑な身体表現にも順次対応していくそうだ。

なお、現時点での対応はパソコン(ブラウザはChrome)のみとなっている。

©2020 Biosignal Art
Top image: © iStock.com/BEingNothing, G-Stock Studio/Shutterstock.com
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