チョコレートに「音楽」を添えて。こんなクリスマスプレゼントはどう?

クリスマスシーズンにお菓子を売ろうとするとき、作り手が味にのみフォーカスするのは、もはや時代遅れ。と言い切るのはあまりに極端かもしれませんが、そんなことを思わされたのがこの商品。「クリスマス限定フレーバー」なんてものがこれまでのトレンドだったけれど、味はそのままにARアプリと連動させた仕掛けを作るという発想が、なんだか今っぽくてイイなあと。

動画をチェック!
新たな「チョコレート体験」がそこに。

これは、Bean to Bar Chocolate専門店「Minimal」が、期間限定で販売している「Fruity Berry-Like(コロンビア産)」。スマートフォンの専用ARアプリで商品パッケージを写すと音楽が再生されるという、なんとも心にくい演出がなされます。レコードが浮かび上がって回転する様もチャーミング。

流れる楽曲は、1970年にカーペンターズがリリースした『Close To You』を、細野晴臣がカバーしたバージョン。ハスキーかつウィスパーな声色でしっとりと歌い上げられたこの曲は、大人のクリスマスを彩るのにふさわしいセレクトと言えるのでは。

正直いうと、クリスマスにチョコレートを贈るということ自体が、いまひとつピンと来ていなかった自分のような人間は少なくないはず。でも、こうしたアプローチで新たな付加価値を提示されると、誰かに贈るプレゼントとして「強力な選択肢」になる気がします。

価格は1,512円(税込)。Minimal富ヶ谷本店、銀座Bean to Bar Standにて、12月25日まで販売予定。音楽を添えるという遊び心が、これまでにない「チョコレート体験」をもたらしてくれそうですね。

Licensed material used with permission by Minimal
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。