「巨大キットカットを作ろう!」って動画を見ていたら、なぜだか元気が出た。
「特大スイーツ」って、甘いモノ好きなら誰もが一度は夢見るもの。バケツプリンとかジャンボパフェとか。でも「家で巨大キットカットを作る」っていうこの動画は、それ以前に作業中の様子に笑わざるを得ない。一回失敗しちゃってるし、途中にナゾのパートもあるし(笑)。
でも最後にはうまくやるためのコツもわかるので、気長に見れば案外役に立つのかも?
欲望に一直線!!
初っ端から、「キットカットはチョコとクッキーがあれば万事解決!」と言わんばかりの豪快さ。
まずはクッキー部分を作る模様。小麦粉、砂糖、塩、ベーキングパウダー、バニラの液体甘味料を2カップずつ。上の画像の黄色い液体は卵ではなく「溶かしたバター1スティック」とのこと。欧米は規模が違う。さらに卵の黄身を4つと、ふるった小麦粉をドバドバ投入して、クリーム状になるまでミキサーで勢いよく混ぜてゆく。
あれ?クッキーってさっくり切るように混ぜないといけないんじゃなかったっけ…と思った鋭い人は、この後の出来上がりに乞うご期待。
一通り混ぜたら生地を焼き上げる。
ロゴがないとただの巨大チョコバーになってしまうので、続いてキットカットのロゴを型紙で用意。天面にチョコレートで貼り付けておきます。
「裏からロゴを見る機会なんてないから、配置が難しいなぁ」と製作者。
チョコとクッキーを交互にセットして固める。見ているだけでお腹いっぱいになりそう…。
バンッ!!!!!なんだこの重量感。勢いよく叩きつけて型から出す。これで完成!と思いきや…
あれっ?
なんかガッサガサだ…
「チョコの溶かし方が雑すぎたかな〜」とのこと。とりあえずはこのまま行こう。
キットカットなら2本セットじゃないと。と言うわけでボンドよろしくチョコをどぱどぱ使って真ん中を繋いでみた。
これで一応キットカットの様相に!出来上がった巨大チョコを前に、「半分こしようよ!」と持ちかけるカメラ係の男性。半分こはキットカットの醍醐味だからね。しかし…
わ、割れない…。チョコはもちろん、クッキーも石のように固い!
刃物を使ってやっと割っても、今度は切れない。
「見た目がかなり悪い」とぼやく製作者。
そしてこの表情である…。
やっぱり、
料理はひと手間が大事
ということで今度はお鍋でちゃんとお湯を沸かし、丁寧に熱してチョコを溶かしてみよう。
(飽きてきたのか、このお湯でこっそりとうもろこしを茹でるカメラマンの男性)
チョコの量も半端じゃないので、ずっと混ぜているとヘロヘロになるそう。
「側面からクッキー部分が見えるとガッカリだから、今度は横にもちゃんとチョコを塗るわよ」
クッキーを焼く気力はなかったのか、中身はオーブンで軽く熱したウエハースに交代。こっちの方が簡単だし、食感も近そうだ。
(とうもろこしも茹で上がったみたい)
(あっ、見つかった)
気を取り直して再びチャレンジ!すると今度は金の延べ棒のごとくツルツルの美しさに。作者も思わず「こんなに綺麗になるなんて…キットカットのロゴを入れればよかった!」と漏らすほど。
今度はこの笑顔!成人男性の1日の摂取目安カロリーの約6.8倍である、13,600kcalのカロリーおばけ。
クッキーのウエハースへのチェンジが功を奏したのか、包丁もサクサク入って今度こそまるで本物のキットカット。作るならこっちを参考にしたいところ。
本物のキットカットと並べてみると、クレイジーなサイズがわかるなぁ。
何もやることがない暇な一日に一人で作って食べるもよし。友達とのパーティーや、サプライズバレンタインに使うもよし。何かの時に実行してみるのも1回くらいならありかもしれない。
ちなみに「Healthy」ならぬ「Hellthy」なジャンクフードの作り方は他にも公開されているので、興味がわいたらぜひこちらからのぞいてみて。