もしも、バレンタインデーに自分の顔のチョコをプレゼントできるとしたら…

バレンタインデーまで、もうあとひと月。例年のようにずバレンタイン商戦は活況で、とくに今年は男性が自分のために買う「俺チョコ」なるものが流行るとかなんとか。結局のところ、日本独特のこの習慣にそろそろ自分たちも飽きが来ているんじゃないか、なんて思ったりも。

いっそこのくらい大胆にカスタムメイドしちゃって、チョコレートをオンリーワンのものにするのもアリなんじゃない?

自分の顔がロリポップになる

このロリポップ、中身はキャンディーではなくチョコレート。そして、よ〜く見れば人の顔をしているのが分かるはず。ロンドンのスタートアップ「Candy Mechanics」が開発した、世界初となるこのサービス。欧米のバレンタイン市場を狙って、ということではなさそうだけど、ナルシシズムとチョコを同時に送るアイテムとして、結構ウケているようだ。

さてこのロリポップだが、スマホで自分の頭部を上下左右から動画撮影したビデオをキャプチャして、そのデータをCandy Mechanicsに送ると、その情報を元にチョコレートを自分の顔そっくりに再現してくれるオンデマンドサービス。

顔が削り出されていく!

3Dプリンターを用いて形作るのではなく、こちらはデータを元に削り出す「3D Carving(カービング)」という技法。顔の輪郭だけを残してチョコレートから顔を削り出していく様子が分かる。ビターとホワイトの2種類の味から選べるようで、最後にゴールドでコーティングして完成。

これを「手づくり」と称する訳にはいかないが、ある意味こちらも想いの詰まったチョコレートと言えるのかも。 

正直、クオリティはそこそこなんだけど、自分の顔をロリポップにして誰かに食べてもらおうという、この発想がそもそもバカバカしくていいでしょ。

共同設立者のSam PartとBen Redfordもその点を強調しているようで、ロリポップについて「バカバカしいなかに本物の愛を見つけて欲しい」なんてメッセージをサイトに添えている。

ちなみに、同サービスは現在のところイギリス国内限定だけど、3本1セットにして梱包し、普通郵便で指定の住所へと届けてくれるんだそう。これで20ポンドというから、日本円にして約2,800円ほど。

パカッと開けてみたら彼/彼女の顔が!?なんて、実際どんな気分なんだろう。う〜ん、果たしてこの感覚、日本人として受け入れられる?

Licensed material used with permission by @candymechanics
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。