今さら聞けない!「Bean to Bar チョコレート」って、こういうコト(動画あり)

2015年11月に東京・中目黒にオープンした「green bean to bar CHOCOLATE」は、その名の通り、「Bean to Bar」のチョコレート専門店。店内スペースにてワークショップを開催するなど、新しい“体験型チョコレート店”として話題になっています。

でも、昨年あたりから何かと耳にする話題ですが、実はよくわかっていない人も多いのでは?まずは、同店HPに掲載されている動画でその内容を理解しましょう!

本当においしいチョコレートは
手間暇かけて作られる。

そもそも「Bean to Bar」とは、カカオ豆からチョコレートバーを作るまでの工程を一貫して行うこと。一つひとつ時間をかけて作られるため、カカオ本来の味を楽しめると言われています。

01.
BEANS

産地によって香りが異なるカカオ豆。マダガスカルやコロンビア、ベトナム、ホンジュラス、ブラジルなど各国から高品質なカカオ豆を選んで仕入れます。

02.
SORTING

たくさんのカカオ豆の中から、形や大きさ、状態の良いものを手作業で選別。厳選されたカカオ豆たちが、これからチョコレートに変身することに。

03.
ROASTING

選び抜いたカカオ豆を焙煎。熱を加えることで皮がむきやすくなり、風味が出てきます。チョコレートの味や香りを左右する大事な作業。

04.
CRACKING

チョコレートにはカカオの実のみを使用するため、機械で豆を細かく砕き、皮を取り除きます。

05.
WINNOWING

送風により、さらに豆の皮を飛ばして実のみに。皮が残るとチョコレートに雑味が出てしまうため、風量を調整して何度も行います。

06.
GRINDING

皮を取り除いた豆を挽き、ペースト状に。すり潰した実から油分が出ることで、だんだん柔らかく滑らかになっていきます。

07.
MELANGING
&
CONCHING

滑らかな食感と良い風味を引き出すため、石のローラーでより細かい粒子に。砂糖を加え、味も整えます。約1週間かかる作業。

08.
BLOCKING

液状になったチョコレートをバットへ。1ヶ月ほど寝かせることで、チョコレートの風味を馴染ませます。

09.
TEMPERING

寝かせたチョコレートの状態を良くするため、一度45〜50℃に溶かし、その後32℃へ。この温度調整がツヤや滑らかな口どけを生み出すことに。

10.
MOLDING

温度調整したチョコレートを、すぐ固まらないよう熱風で温めた型へ流し込みます。その後、冷やして固めれば、いよいよ完成間近!

11.
WRAPPING

固まったチョコレートを型から外し、一つひとつ丁寧に紙で包みます。

こうして完成するのが
コチラ!

「green bean to bar CHOCOLATE」のBar(板チョコ)は全11種類。ボンボンショコラは9種類を用意しているのだそう。オリジナルパッケージも味があって素敵です。

カカオ豆と砂糖のみを使って作られるナチュラルなチョコレート。気持ちのこもった丁寧な商品は、ホワイトデーのプレゼントにもぴったり!

【店舗概要】
green bean to bar CHOCOLATE
・住所:東京都目黒区青葉台2-16-11
・営業時間:11:00〜21:00
・定休日:水曜
・アクセス:東急東横線 中目黒駅徒歩10分
・公式HP:http://greenchocolate.jp/

Licensed material used with permission by green bean to bar CHOCOLATE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。