【羽田から15分】食と音楽にこだわった「旅するホテル」が気になる・・・
昨今は、一つの拠点に長期間滞在するのではなく、日本各地の観光地をホッピングする(飛びまわる)ように旅を楽しむスタイルが人気。そんな“Hopping Traveler”のための「発着地」をコンセプトとしたホテルが、神奈川県川崎市にオープンし話題を呼んでいます。
ON THE MARKS
=旅支度を整える場
その名は「ON THE MARKS」。旅の時間がより豊かなものとなるような、快適な滞在施設を提供したいという想いが込められているのだそう。
建物の顔となるファサードは、まちとの境界を曖昧にするフルオープンサッシを採用。目指したのは、内外の賑わいの“つながり”です。
フロントは、あえてダイニングスペースを通り抜けた所に設置。こうして、ダイニングの利用者と旅行者のコミュニティによる賑わいを喚起する工夫も。
日本の普遍的な素材である木、銅、鉄などを効果的に使いながら、天井や床などはあえて既存のまま利用。リノベーション独特の雰囲気と合わせて、これからの時代の変化を受け入れることのできる“柔軟性”と“余白”を残したデザインに。
一般的なカプセルホテルやホステルに比べ、ゆったりと快適に過ごせる充分な大きさのマットレスを用意。また、日本的な様式である“小上がり”を採用することで、コンパクトでありながらもリラックスすることが可能になっています。
客室は、上の写真の「Bunk Bed」の他に、プライベートタイプの「Compact Room」と「Standard Room」も。「Bunk Bed」「CompactRoom」については、女性専用フロアもあるのでご安心を。
ダイニングでは、川崎の食文化の一つとなっている「肉」をメインに、日本らしいスパイスと薫製のエッセンスを取り入れたスモークダイニングを提案。川崎周辺のマイクロブルワリーと連携し、丁寧に時間をかけて生産された特徴あるクラフトビールだって楽しめます。
共用部にはヴィンテージのスピーカーとアンプを設置。厳選されたアナログレコードの音をBGMに、食事やお酒を楽しみながら贅沢な時間を。
色々な場所を訪れ、たくさんの人に出会い、新しい情報を手に入れて、明日の気付きを発見する。そんな新しい旅のスタンダードを体現するのが、ここON THE MARKSなのです。
Licensed material used with permission by ON THE MARKS