今だから許される?ちょっとだけ「非常識」なエコバッグ

ソーシャルディスタンスをはじめとした新しい社会規範がスタンダードになりつつあるなかで、スウェーデンの公共交通機関がユニークなエコバッグを製作した。

黄色と赤のポップでかわいらしいカラーリングだが、書かれている言葉に注目して欲しい。

北欧らしいモダンなフォントで印刷されているのは「I'd love to sit next to you, Just not right now. Thank you for keeping your distance(本来であればアナタの隣に座りたいのですが、今は遠慮してください。距離をあけてくれてありがとうございます)」というメッセージだ。

つまり、これは“あの迷惑な公共交通機関でのバッグでの椅子の占領”をソーシャルディスタンスを理由に正当化してしまうというもの(笑)

賛否両論あるかもしれないが、これを作っているのは交通機関側だというのだから、ルールとして推奨されているということなのだろう。

実際に1000個のバッグが製作されて無料で配られたようであるが、なるべく早くにこのバッグが使えなくなる時代がくることを願いたい。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。