人気俳優エレン・ペイジ、トランスジェンダーであることを発表
『JUNO/ジュノ』や『インセプション』などの人気作品に出演し、ミレニアル世代を代表する実力派俳優として日本でも注目を集めているエレン・ペイジが、自身のSNSを通して一通の文書を公開。
その冒頭では、自身がトランスジェンダーであること、名前をエレン・ペイジからエリオット・ペイジへと改名したこと、代名詞に関しては「He」、あるいは男や女など特定の性別では括れないノンバイナリージェンダーを指す単数としての「They」であることなどが綴られている。
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文書では、これまで彼を支えてきた友人たちに大きな感謝を伝えたうえで「この喜びは本物だが、同時に脆くもあります」とも述べている。
トランスジェンダーの人々が、まだ完全に社会に受け入れられていない現状について恐れを抱くなかで、彼自身も可能な限りの支援をおこない、愛に溢れた平等な社会の実現へ向けて、これからも努力をしていくとの考えを明らかにした。
また、エリオットは、Netflixオリジナルドラマ「アンブレラ・アカデミー」で少女キャラであるヴァーニャ・ハーグリーブズ役を演じており、今後もシリーズへの出演は継続する模様。Netflixも今回の発表について「私たちのスーパーヒーローをとても誇りに思っています」とコメントを返している。
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