【テスラ】完全自動運転(FSD)のサブスクが意味することとは?
12月20日に自身のTwitterで「完全自動運転モード」(FSD)のサブスクを解禁すると発表した「テスラ」代表のイーロン・マスク氏。
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10月中旬には、このFSDのベータ版アップデートが一部のユーザーにだけ適応され、これによって高速道路だけでなく、一般道の標識で止まったり、道を曲がったり、車線変更などができるようになった。
とはいえ、安全確保のためにドライバーはハンドルに常に手をかけていなければならず、まだ“完全”な自動運転ではない。アップデートを称賛する人や、改善点を挙げる人など賛否両論ではある。
しかし、「テスラ」が証明してみせたのは、クルマは一度購入して終わりではなく、パソコンやスマホのようにソフトウェアのアップデートをしていけるという事実。
つまり、従来は一度購入したクルマは日が経つにつれてその性能が落ちていたが、これからはむしろ、オンラインのアップデートでスペックが上がることが期待されるのだ。
2021年、FSDのサブスクサービスも導入されるとなると、好きな期間だけクルマの性能を上げられる未来が、いよいよ現実となりそうだ。
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