魚の細胞を培養する「代替シーフード」がすごい

米・サンディエゴに本拠を置くスタートアップ「BlueNalu」は、ラボで作る代替シーフードを販売している。

甲殻類から細胞を抽出し、これらの細胞サンプルを大型のバイオリアクターで増殖させることにより、さまざまな種類のシーフードを作るという。

同社は先日、6000万ドルの資金調達を達成し、40000平方フィートに及ぶ実験的生産工場を稼働させる予定。

毎週200から500ポンドほどの商用の代替シーフードを生産予定であり、レストランなどの飲食店に出荷されるのだとか。

今年後半にまずはセルベースのマヒマヒを発売し、その後はセルベースのクロマグロをリリースするという。

近年問題視されている過剰漁業を解消する手段として注目されている代替シーフード。今後の動きに注目である。

Top image: © BlueNalu
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