公式もお気に入り!「キットカット」をモチーフにした屋外広告
朝から晩まで「Zoom」通話の予定がぎっしりと詰まるスケジュール……そんななか、15:00からはじまるおやつ時間に挟まる2本の「キットカット」。
© WolfgangBremer/Twitter
リモートワークが浸透したコロナ禍ならではの、お茶目なOOH(OUT OF HOUSE/屋外広告)がSNSで話題沸騰中だ。
意外なことに、手掛けたのはキットカット公式ではない。
これは、ブランド戦略家Sam Hennig氏が、イギリス・マンチェスターの「One Minute Briefs」の依頼でデザインしたもの。
キットカットの有名なキャッチコピー「Have a break.Have a KitKat.(一息つこう、キットカットで)」を表記せずに、スケジュールとチョコレートを組み合わせて休憩を表現したセンスに、広告業界からのラブコールが相次いでいる。
たとえば、「クイーンズランド工科大学」でマーケティングを教えるGary Mortimer教授は「非常に話題性があり、私たちの日常生活と深く共鳴する広告」と高く評価した。
あらゆるSNSで拡散されたことから、公式もその情報をキャッチ。
「この素敵なイラストのように、自分のための時間を作って、あなただけの“ブレイクタイム”をカレンダーに追加するのを忘れないように!#HaveABreak(休憩しよう)」と紹介した。
在宅作業では、オンオフの切り替えがなかなか難しいが、キットカット2本分、一息つけるような時間を作りたいものだ。
© KITKAT/Twitter
Top image: © 2021 Sam Hennig for @OneMinuteBriefs