25年保存できる「シチュー」は水でも作れる【今買うべき+αの防災グッズ⑦】
気がつけば、いつの間にか私の周りには「基本の防災グッズは持ってるよ」という友人が増えていました。
この10年間、みんないろんなことを考え、いろんな行動を起こした結果なんだと思います。
でも、備えることに終わりはないのかもしれません。知らなかったけど、「聞けば確かに」 と誰もが納得する防災グッズが、まだまだある。
42年以上に渡り、災害用長期保存食(備蓄食)のパイオニアと
今回は「25年保存できるシチュー」。
つまりこのシチューは
2046年まで保存できます
食べることが大好きな人間にとって、近年「非常食」の選択肢が増えたことはかなり嬉しいことだったりします。
そうでなくとも、なにかと制限の多い災害時、少しでもおいしいものを食べられるというのは、多くの人にとって心の支えになるともいわれています。
今や、おいしさのほかにもさまざまなメリットを併せ持った非常食がリリースされていますが、なかでも「サバイバルフーズ」という商品は、3年から5年が一般的な非常食の保存期限というなかにあって、25年間の保存を可能にした、ちょっとすごい商品。
つまり今購入すれば、2046年まで保存しておくことができるのです。
この驚くべき超・長期保存を可能にした秘密は、完全に調理済みの料理を瞬間冷却し、水分を最大98%まで昇華、除去する加工(凍結乾燥加工)が施されていることにあります。
さらに、脱酸素剤によって酸素を取り除くとともに、確実な方法で缶に密封し、外気から酸素や水分の流入を防ぐことにより保存性を高めているのだとか。
商品には小さな「缶切り」が付属しています。サバイバルフーズに使用している缶は、長期間にわたり缶の密封性を確保するためプルトップ缶ではありません。プルトップ缶は便利な一方で、経年変化や外部からの衝撃により缶のミシン目部分が劣化し、密封性が損なわれる可能性があるため、あえて採用を見送っているのだそうです。
作り方も簡単。缶切りで開封し、脱酸素材を取り出したら中身を鍋にあけ、水を注ぎます。中火で加熱し、5分蒸らしてできあがりです。
缶の中身はフリーズドライ加工しているので、調理したての風味、食感、色、栄養バランスなどもそのまま保持され、味はまさにおいしいシチューそのもの。クリーミーなルウの中に、国産じゃがいも、ニンジン、グリンピース、柔らかな鶏肉がたっぷり入っていて、ホッとするような味わいです。
じつは、水を入れたあと、10分おいてそのまま食べることもできますし、水を入れずにポリポリとおやつ感覚で食べることも可能。これはこれで結構おいしくて、ちょっと驚きました。
なお、製造を委託されているのは、誰もが知る日本の食品メーカー「永谷園」。原材料を厳選して調達後、国内で製造、加工、包装までのすべてをおこなうため、安心と安定供給も確保されています。
25年の保存が可能ということは、一般の非常食に比べて買い替えの頻度を減らせるということでもあり、企業においては防災担当者さんの手間を減らせるということでもあります。
長期的にみればコストの削減にもつながり、それでいて非常時にもおいしいものが食べられるという安心感も得られるならば、選択肢としては大いにアリなのでは。
災害時は、食べ物を選ぶことなんてできないはずです。だからこそ、余裕を持って備えられる今、こうしたこだわりの非常食を準備しておくことも、未来の自分と大切な人たちのために必要なのかもしれません。
今回紹介した「チキンシチュー」のほかにも、「野菜シチュー」や「洋風とり雑炊」、「洋風えび雑炊」、「クラッカー」などもあり、それぞれ小サイズ(2.5食分)、大サイズ(10食分)から選ぶことができます。
『サバイバルフーズ チキンシチュー(大缶)』
【オンラインショップ】https://www.seishop.jp/shopdetail/000000000957/073/Y/order/