米バーガーキング 「インポッシブル・ワッパー」のCMが無駄に哲学的……

毎度、ユーモア溢れる広告でお馴染みの「バーガーキング」が、今度は少し真面目(?)なCMを公開。

「Confusing Times(困惑させる時代)」と名付けられたこのCM(英語音声のみ)では、この困難な時代に生きる人々にフォーカスを当ててるようだ。

© BURGER KING/YouTube

動画に登場するのは......

「これは在宅勤務なのか、職場生活なのか困惑する人」

「気候変動に関する本を注文したら、大量の梱包材と共に飛行機便にて届けられた人」

「久しぶりの対面の会話で、ミュートやカメラオフができずに困惑する人」

......と、おそらくは世界中に存在するであろう、今の時代を象徴するかのような人々。

「これは一体なんの宣伝なんだ?」と思って観ていると、最後には植物由来100%のパテを使った「Impossible Burger」を食べる女性の姿が。

つまり「混乱する時代には、ちょっぴり混乱させるような牛肉なしのハンバーガーを食べよう」というCMだったのだ(ふたつの意味でうまいっ!)。

ちなみに、日本でも「プラントベースワッパー」という名前で同様の商品(厳密にはパテが少し違うらしい)が発売されており、味の評価もかなり高いようだ。

矛盾に満ちた時代にピッタリなハンバーガー、見かけたら試してみてはどうだろう。

Top image: © 2021 Impossible Foods Inc.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。