【研究結果】アダルト娯楽施設は性犯罪減少に繋がる?
アダルト娯楽施設(例えば、ストリップクラブやアダルトショップ、またはエスコート・サービスなど)は、しばしば社会的な悪の温床と見られたり、治安の悪化に繋がるなどの非難をされる対象となっている。
しかし、この度オックスフォード大学が発行する新しい論文集には、アダルト娯楽施設の存在が性犯罪を大幅に減らしていることを示唆する研究結果が掲載された。
論文では、米国ニューヨーク市における犯罪情報の独自データセットを使用。データセットは性犯罪を含む1時間毎の情報が含まれ、2004年1月1日から2012年6月29日までの期間を調査範囲としたとのこと。
アダルト娯楽施設は、2004年に76店舗あったものが2012年までに約280店舗と大幅に増加。そして、このデータを地区毎に合わせてみると、アダルト娯楽施設開店から1週間後には、その地区における性犯罪が13%減少する結果となったようだ。
続けて研究では、性犯罪を減少させるだけでなく、他の種類の犯罪にも影響を与えないという結果まで得られたとのこと。
あなたは、この結果をどう受け止めますか?
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