ツイッギーより2年早く、日本初の「ミニスカ」が発表

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

帝人が日本で初めとなるミニスカートを発売した日

空前の古着ブーム到来で、1960年代〜70年代ファッションが再び人気になっていますが、当時のファッションアイコンでミニスカート旋風を巻き起こした人物といえば、ご存知ツイッギー(Twiggy)

ピクシーカットにミニスカートのアイコニックなスタイルは、まさしく60年代カルチャーの象徴ですよね。当時すでに1000万ドルを稼ぎ出す、超売れっ子ファッションモデルだった“ミニの女王”の初来日が1967年10月。若い女性たちのあいだでミニスカートが一気に広まったのは自明のこと。

さて、ツイッギー来日から遡ること2年。繊維事業者の「帝人」が、日本で初めてとなるミニスカートを発表していたのをご存知ですか?「テイジンエル」と呼ばれるスカートが発売されたのが、1965年8月11日のこと。同年に英デザイナーがオートクチュールでミニスカートを発表、これをいち早く「帝人」が製品化していたんですね。

当時の日本は高度経済成長の好景気「いざなぎ景気」にあったことから、好景気にはミニスカートが流行る、なんて言われてもいたそうですよ。

Top image: © iStock.com/Berezko, iStock.com/kyoshino
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。