三省堂が2025年の「新語」を発表、大賞はビジュ、2位はオールドメディアが選出

株式会社三省堂が、2025年を代表する言葉を選出する「今年の新語2025」ベスト10を発表。

辞書編集の専門家が厳選した結果、大賞には「ビジュ」が選ばれ、2位には「オールドメディア」、3位には「えっほえっほ」がランクインした。

大賞は「ビジュ」

大賞の「ビジュ」は「ビジュアル」の略語で、見た目や外見を意味する言葉だ。

以前から使われていたものの、2025年にダンスボーカルグループM!LKの歌詞をきっかけに急速に広まった。

アイドルの容姿だけでなく、子供や年配者、さらにはペットや食べ物など幅広い対象に使われるようになり、「誰だって輝く容姿を持っている」という事実を可視化した点が評価された。

© 株式会社 三省堂

2位以下には社会を映す言葉が

2位の「オールドメディア」は、SNSなどの新しいメディアに対し、既存の新聞やテレビなどを指す言葉。近年は批判的なニュアンスを含んで使われることも多いが、情報の信頼性や独自性を見直す契機として選出されたようだ。

3位の「えっほえっほ」は、ネットミームを起点に流行した掛け声で、辞書に未掲載だった擬態語としての必要性が再評価された。

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4位以降には、「しゃばい」「権力勾配」「男消し」「共連れ」「体験格差」「夏詣」「緊急銃猟」が続いた。

これらは、再流行した言葉や、社会的な不均衡、新たなリスク、制度の変化などを反映した言葉であり、現代社会の側面を映し出している。

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「今年の新語」は流行語ランキングとは異なり、辞書に掲載される可能性がある言葉を専門家が選定しているのが特徴だ。

ベスト10に選ばれた言葉には、『新明解国語辞典』や『三省堂国語辞典』などの編集者による語釈が付されており、言葉の意味や背景を深く理解できるようになっている。

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