そのアイデアに翼を。学生イノベーター必見「Red Bull Basement」って?
気がついたら、外が暗くなっていたり。ゲームに熱中していたら、太陽が登り始めていたり。寝不足はよくないけれど、なにかに夢中になって「いつの間にか時間が過ぎている」のは、とてもエネルギッシュなことだ。
「Red Bull Basement(レッドブル ベースメント)」もまた、つい好きなことに夢中になりすぎてしまう学生イノベーターのためのプログラム。
あなたのそのアイデアが、かたちになるかもしれない。というか、世界を変えるかもしれない。(これは決して大袈裟な表現ではなく)
世界中の大学生が夢中になる
「Red Bull Basement」って?
2020年度の日本代表チーム「hummingbird」。振動を電気に変換する技術を応用し、日常の環境音から発電して、サステイナブルな社会を目指した。
エクストリームスポーツやモータースポーツでお馴染みのレッドブルが、学生イノベーター向けにおこなう「Red Bull Basement」。世界中の大学生を対象として、社会を変えるアイデアの実現と次世代イノベーター育成を目指すプログラムだ。
テクノロジーを軸に、世界中から自由な発想を募集し、世の中を前進させるようなポジティブな発想が集められた。
昨年の日本代表チーム「hummingbird」のアイデアは、身のまわりの生活音を使った発電。車や電車は、自らが出す騒音で走れるようになるのだろうか。カラオケに行ったら、自分たちの歌声でスマホの充電ができるようになるのだろうか。うーむ、気になる。
本プログラムに参加した学生には、LinkedIn上のRed Bull Basementコミュニティーを通じて企業からのインターンシップや採用のオファーを受ける機会が設けられる。
卒業を待たずとも、世界と繋がり、企業からオファーを受けるチャンスがあるのは嬉しいポイントだろう。
仲間と集中して考えるのって、
こんなに楽しいんだ。
日本の大学に通う学生であれば誰でも参加可能。エントリーは、1分以内の動画を公式サイトに投稿するだけ。
投稿された動画は、公式ウェブサイトにて一般投票がおこなわれる。さらに、その得票数と実現可能性・インパクト・クリエイティビティを審査基準として、審査員が日本を代表する1チームを選抜。代表チームは、2021年12月に開催予定のグローバルワークショップに各国代表と共に招待されるのだ。
プログラム自体の最終地点は、優勝すること。
しかし、仲間と集中して考えたり、メンターと一緒にアイデアをブラッシュアップしていったり、そこまでの道のりや経験は何にも変えがたい財産になるはずだ。
昨年は世界中の学生から
3800以上ものアイデアが!
2020年度グローバルウィナー「Lava Aqua X」。シャワーの排水をろ過して再利用できるポータブルの洗濯機を開発。発表時、プロトタイプまで仕上げたというから驚き。
2020年の「Red Bull Basement」には、36カ国から3800以上ものアイデアが集まった。
そのアイデアは、サステナビリティ、教育、アクセシビリティ、スマートシティ、代替エネルギーなど。中には、製品化や実現にむけて、リソース確保に動くものも。
単なる学生の思いつきに終わらず、そこに企業やメンターからの技術や実用性、ビジネス面でのアドバイスが加わって、自分たちのアイデアが徐々にかたちになっていく。学生にとってはまたとないチャンスだろう。
世の中が大きく変わりつつあるなかで、自らキャリアをつくり出す・本当にやりたいことを見つけるための“はじめの一歩”になるかもしれない「Red Bull Basement」。
そこには、レッドブルらしい「アイデアを、アイデアで終わらせない」イノベーティブな姿勢を感じる。
【Red Bull Basement】
応募期間:2021年9月1日20:00(水)20:00〜10月25日(月)7:00
応募資格:日本の大学に通う学生(18歳以上)、2021年12月13日(月)〜12月15日(水)開催のグローバルワークショップに参加できる人
応募先:https://basement.redbull.com/ja-jp
応募方法:個人または2人1組のグループで学内や学生生活での社会・環境問題を解決する革新的なアイデアを1分以内の動画にして公式サイトにアップ。
※グループ人数は3人以上も可能ですがグローバルワークショップは2名まで
※応募は日本語でも可能、グローバルワークショップは英語で実施されます。
※Red Bull Basement に参加した学生は、日本を代表する企業が参加するLinkedIn 上の特別なコミュニティに入れます。そこで企業からアイデアに対するコメントやアドバイスが得られると共に、Red Bull Basement 終了後に、企業からインターンシップや採用のオファーを受ける機会を得ることができます。