アメリカの10万人以上の学生が、iPhoneを学生証として使えるように
Appleは昨年、iPhoneとApple Watchの「Wallet」に学生証の情報を記録し、タッチするだけでさまざまな用途に使用できるシステムを発表。
そして、2019年8月13日に明らかになった情報によると、すでに導入されていたアメリカの大学7校に加えて、新たに12校でも同じシステムが利用できるようになるとのこと。合計で10万人以上の学生が使えるそうだ。
具体的には、大学のジムや図書館、寮への出入り、ランチの購入などができるという。学生証はもとよりクレジットカードも持ち歩く必要がなくなるのだとか。
今後、セキュリティなどの面が強化されれば、運転免許証やパスポートといった重要度の高いIDに転用される可能性もあり、いつかはApple Watchをしているだけで海外にいける時代がくるのかもしれない。
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