2021年、新たなエアビのキーワードは......?

コロナ禍で幕を開けた2021年。

旅行や宿泊が制限されてきたけど、徐々にではあるが以前のように自由に旅を楽しむ機運が高まってきているのを感じる。

抑えられていた旅行への熱が再燃してきたところで、「Airbnb(以下エアビ)」よりちょっと気になるレポートが。

公開された「Airbnb Report on Travel & Living」によると、今年はユニークな検索ワードがトレンドとなっている様子。

そのワードと2019年からの上昇率は......、

  • Yurts(≒パオ) 1,701%
  • Islands (=島)1,668%
  • Huts(=小屋) 1,379%
  • Earth houses(=半地下の家) 1,285%
  • Barns (=倉庫)1,068%
  • Farm stays (=農場)1,055%
  • Houseboats (=船舶)1,015%
  • Tiny homes (=ちいさい家)791%

といった具合。

たしかにかなり(というかめちゃくちゃ)ユニーク。しかも軒並み1000%を超え、相当の人気っぷりが伺える。

レポートによれば、じつに70%ものユーザーがこういった“ユニークステイ”をしたいと回答(調査対象はオーストラリア、フランス、メキシコ、UK、USの5ヵ国)しているそうだ。

これが、抑えていた旅行熱が爆発した結果だろうか。(笑)

トレンドの理由としては、海外をはじめ長期間の旅行はハードルが高いことから、短い休暇や週末の間にサクっとエアビを利用する事例が増えていることが挙げられる。

「短期間で思いっきり楽しむ」という点でユニークステイが人気なのかも。言うまでもなく上記の滞在先は非日常的で印象的だし、船舶やパオなど体験としても魅力的なものばかり。特に気になったのが「Earth houses」や「Tiny homes」。

一体なんだと思って調べてみたら、もはや異世界。

© Danielle/Airbnb

米テネシー州にある「Earth house」。本当に、埋まっている……!

秘密基地のような外観なのに、内装は爽やかで洒落ているのがオモシロい。これはぜひとも泊まってみたい。

© Tom/Airbnb

こちらが「Tiny homes」の一例。文字通り小さい。狭いは狭いが、自然に囲まれたウッドデッキの心地よさはリラックスできそう。露天風呂もいい。

「Tiny homes」にあたる宿は、最低限の室内設備で自然を楽しむ、というグランピング的な体験を想定しているようだ。

他にも、調べてみると興味深い宿はたくさんあって、ありすぎて収拾がつかないので記事では割愛。ちなみに、紹介したのは海外のものだが、日本にも多少はあるみたい。

アウトドアブームでもあるし、いずれは「ユニークステイ」のトレンドは日本にも飛び火するかも?  辛いご時世、記憶に残る体験で少しでも気を晴らしてみては。

レポートの本文はコチラから

Top image: © iStock.com/AleksandarNakic
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