知ってた?お寺や神社の「石」を持ち帰ってはいけない理由

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

石の日

さて、今日1月4日は「石の日」だそうで。

語呂合わせなのはわかるんですが、じゃあこの日なにをするのかというと、お地蔵さんや狛犬、墓石などに触れると願いが叶うとか叶わないとか。

というのも、石や岩はいにしえより神様が寄り着く場所として尊ばれてきました。また、よく寺社仏閣の石を持ち帰ってはいけないというのも、石には鉱物霊が宿っているからとする教えから。初詣シーズン、石を持ち帰ることはお控えくださいませ。

とまあ、このように日本人と石との関わりには神様だったり霊(たましい)の存在があるわけです。

いっぽう、自然の造形物である“石を愛でる”という文化も古くから日本にはあります。それが「水石(すいせき)」。中国から渡来してきた水石は、日本の風土と文化のなかで独自に解釈され、茶事や東山文化の開花と同調するように育まれていきました。

ひとつの石から壮大な自然や宇宙の真理を感じ悟る芸術。そう、盆栽と近しい概念です。

最近では日本人よりも海外の人たちの方がこうしたカルチャーに精通していて、わざわざ日本まで盆栽を買いにきたり、石庭めぐりに勤しんだり。

なかには、こんな石に魅せられた人もいます。

10年間、河原に通い詰めて拾い上げた小石。ただの石じゃありません。そこに価値を見出し、周年で拾い集めた集大成。だいぶ昔の記事ですが、まさしく「石の日」にふさわしい内容です。

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