男たちよ、「野生」を取りもどせ!
何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。
それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。
アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?
野生の男たちの日
(Feast of Fabulous Wild Men Day)
世の中には、いつ、だれが、どういった経緯でつくったのか? それらが定かでない記念日がたくさんあります。今日1月12日の「野生の男たちを祝福する日(Feast of Fabulous Wild Men Day)」もそのひとつ。
発祥がアメリカということだけは確かなようです。とにもかくにも、野生を感じさせるワイルドなメンズたちを祝福するための一日。だそうです。
女性はもちろん、同じ男性もを魅了するワイルドネスを秘めた男たち。名目の上では祝福。ただ……実際のところはワイルドなお気に入りのイケメンを見て楽しもう。なんだとか。なんだそれ(笑)
それはそうと、なにをもって“野生”なのか?
当初は古代神話に登場するような筋骨隆々で荒々しく、顎ヒケをたくわえた英雄ヘラクレスのような存在の男たちを指していたようです。いわゆるターザンだったり、古くは、プレデターと戦うシュワルツェネッガーや、ワイルド系マッチョの代表、『ウルヴァリアン』のヒュー・ジャックマンだったり。
ただ、現代では必ずしもそうした筋肉フェチだけが喜ぶような男たちが「ワイルド」の称号で讃えられるわけでもないような。容姿だけでなく、野生的な魅力を放つ存在。解釈するならこんな感じでしょうか。
それにしたって、多様性が求められる現代社会。そもそも、ワイルド=男らしさ、みたいな定義すらもはや時代錯誤にも思えるいっぽうで、こうした野生的な男性たちを讃えるための記念日があるという矛盾がまた、アメリカという国おもしろさでもある。なんて思うわけで。
とりとめのない話になってしまいましたが、歪められたり整えられたりせず自然のままの状態で育った人は、性差関係なく、みなワイルドなにおいを醸し出しているものですよね。